コロナ急増、Gotoトラベルが「きっかけ」 日本医師会長
11/18(水) 18:20配信、朝日新聞社 配信より
新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、日本医師会の中川俊男会長は18日の会見で、政府の旅行支援策「Go To トラベル」が「きっかけになったことは間違いない」との見解を示した。
一方、加藤官房長官「県をまたいだ移動について一律に自粛を要請する必要があるとは考えていない」と述べた 。
中川氏は感染拡大とトラベル事業との関連性を問われ、「『Go To トラベル』自体から感染者が急増したというエビデンス(根拠)はなかなかはっきりしないが、きっかけになったことは間違いないと私は思っている。感染者が増えたタイミングを考えると関与は十分しているだろう」と話した。
東京都でこの日過去最多の493人の感染者が確認されたことについては、「第1波や第2波と違って若年者主体ではなく、中高年の割合が増えている」と懸念を表明。「コロナ慣れしないでください。甘く見ないでください」と国民に呼びかけ、今週末の3連休は「秋の我慢の3連休としてください」と訴えた。
朝日新聞社
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大阪の重症病床、今のままなら来月8日に不足 府が試算
11/18(水) 21:30配信、朝日新聞デジタル 配信より
大阪府の重傷患者数の試算
大阪府は18日の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、新規感染者が今の増加率のまま増え続ければ、12月8日には重症患者向けに確保できる病床が足りなくなる恐れがあるとの試算を示した。吉村洋文知事は感染対策の徹底を改めて、呼びかけている。
1週間ごとの府内の新規感染者数は今月4日~10日は1014人だったが、11日~17日は1643人となり、前週比で約1・6倍になった。重症患者も4日の37人から17日は69人に増えた。
現状と近い1・5倍のペースで新規感染者が増え続けると試算すると、12月1日には、府の独自基準「大阪モデル」で非常事態を示す赤信号の目安となる重症病床の使用率70%を超えるという。8日には府が現在確保するとしている215床でも足りなくなる。いまの増加率より鈍い1・2倍でも、9日には重症病床の使用率が70%を超える。新型コロナの患者以外が利用している病床もあり、現在コロナ専用として運用されているのは111床にとどまる。
府専門家会議の座長を務める大阪大大学院の朝野(ともの)和典教授(感染制御学)は「今までにない厳しい状況。従来のやり方を抜本的に変えないと、あっという間に医療が逼迫(ひっぱく)してしまう」との危機感を示した。吉村知事も「高齢者に感染が広がり、重症者が増えている」との危機感を示している。
また、感染が疑われる患者が原則診療から検査までを受けられる診療所や病院名の公表について、府は保健所の管轄地域ごとに5カ所以上の同意を得られた場合、名前を公表することを決めた。18日現在で988カ所のうち4地域の53カ所を近く府のホームページで公表する。(森下裕介)
朝日新聞社
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最終更新:11/18(水) 22:47
朝日新聞デジタル
私のコメント : 令和2年11月18日、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることについて、日本医師会の中川俊男会長は18日の会見で、政府の旅行支援策「Go To トラベル」が「きっかけになったことは間違いない」との見解を示している。また、大阪府は11月18日の新型コロナウイルス感染症対策協議会で、新規感染者が今の増加率のまま増え続ければ、12月8日には重症患者向けに確保できる病床が足りなくなる恐れがあるとの試算を示した。大阪府 吉村洋文知事は感染対策の徹底を改めて、呼びかけている。
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山口県宇部市長選~激化する 林派 対 河村派の代理戦争
2020年11月10日 15:57 2020 データ・マックス NETIB-NEWS
https://www.data-max.co.jp/article/38579、配信より
【表1】を見ていただきたい。山口県の衆議院選挙区の概況である。
▲クリックで拡大▲
~この表から見えるもの~
◆保守王国である山口県の衆議院議員4名は自民党に所属している。
・第1区の高村正大議員は父の高村正彦元議員の引退を受けて立候補し当選。麻生派。
・第2区の岸信夫議員の旧姓は安倍。父は安倍晋太郎元議員で安倍前首相の弟。細田派。
・第3区の河村建夫議員は県会議員を経て衆議院議員。二階派。
・第4区の安倍晋三は前首相。父は安倍晋太郎で岸信夫議員の実兄。細田派。
◆山口県の4選挙区のうち2区を安倍一族が占めている。河村議員以外は二世議員である。
~代理戦争となった宇部市長選挙~
◆現在の3区と4区にあたる旧1区は、林芳正参院議員の父の義郎氏と河村元官房長官と安倍前総理の3人が縄張りにしてきた。しかし、1996年の衆院選への小選挙区制の導入で、河村氏が3区を、安倍氏が4区を取り、義郎氏は比例に転出し、没後、芳正氏は参院山口選挙区から出馬せざるを得なくなった経緯がある。小選挙区制が導入されて、はや四半世紀。いまだに山口県は中選挙区時代の遺恨を引きずっていることがわかる。
◆宇部市では先月、体調不良を理由に久保田后子市長が辞職。宇部市長選は11月15日告示、22日投開票。後任を選ぶ選挙には、河村議員が推薦する元市政策広報室長で厚生労働省出身の望月知子氏(49歳)、林芳正参議院議員の元公設秘書、元県議(自民党)の篠崎圭二氏(39歳)が立候補を表明しており、一騎打ちの戦いとなる。
◆衆院山口3区において人口最多の宇部市の市長選は、次期衆院選で3区への鞍替えを模索する林参院議員(59歳)と現職で二階派の河村建夫衆議院議員(78)との間のまさに代理戦争が展開することになったのだ。
<むすび>
22日投開票される宇部市長選挙で、河村議員が推薦する望月氏か林氏が推薦する篠崎氏のどちらが当選するかによって、第3区は河村氏がそのまま居残れるか、それとも林議員が衆議院に転出できるかにも影響をおよぼす、生き残りを賭けた天下分け目の戦いとなりそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】







