伝統・文化

津和野の鷺舞、里帰り奉納 京都・祇園祭1150年

2019.7.6 18:02更新 、産経新聞 配信より

 かつて京都・祇園祭で行われたが途絶え、現在は島根県津和野町に伝わる国の重要無形民俗文化財「鷺舞」が6日、京都市東山区の八坂神社で「里帰り」奉納された。

 京都市の八坂神社で「里帰り」奉納された、島根県津和野町に伝わる国の重要無形民俗文化財「鷺舞」=6日午後
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 祇園祭の創始1150年を記念し、八坂神社が津和野町の鷺舞保存会を招待。木製の頭と羽を付けて雌雄の鷺に扮した2人が、はやしと唄に合わせて羽を打ち鳴らしたり広げたりする様子に、観客らは見入った。

 八坂神社などによると、鷺舞は応仁の乱以前に祇園祭の巡行で披露されたとの記録があり、江戸時代まで続いたとみられる。一方、津和野には山口を経て1542年に伝来したという。一時中断したが、江戸初期に京都の舞を直接受け継ぎ、今まで伝えてきた。

 保存会の吉永康男会長(79)は「京都で奉納できるのはうれしいこと。堂々とした舞を披露できた」と満足そうだった。

私のコメント :  令和元年7月20日、京都・祇園祭で行われたが途絶え、現在は島根県津和野町に伝わる国の重要無形民俗文化財「鷺舞」が令和元年7月6日、京都市 東山区 八坂神社で「里帰り」奉納された。祇園祭の創始1150年を記念されて、京都市 東山区 八坂神社が、島根県 津和野町の鷺舞保存会を招待されている。


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