艦載機移転 知事があす判断表明へ
空母艦載機の移転問題は最終局面です。
村岡知事は、すでに容認を表明している岩国市など地元の市長、町長と会談し、あす、移転の是非について判断を示すと明言しました。岩国市の福田市長と周防大島町の椎木町長、和木町の米本町長が村岡知事を訪ねました。
艦載機の移転について、「地元の意向を尊重する」姿勢を強調してきた村岡知事がすでに容認を表明している3市町の意向を最終的に確認するためです。会談は非公開で行われました。会談の場では、県などが容認の条件にしている「沖縄・普天間基地の移設の見通し」について県の問い合わせに対する国の回答が示されました。
「艦載機の岩国への移転のみを進める考えはなく、普天間基地の移設・返還に全力で取り組む」との回答があり、県は、理解を示すとみられます。
村岡知事は市や町が容認の判断をした経緯などを改めて確認し移転の是非についてあす、判断を示すと明言しました。
3市町は、今後、国に求める安全・安心対策や地域振興策、4項目を県に示し、移転後を見すえた動きがすでに始まっています。・・・ 平成29年6月29日(木)、tysテレビ山口 20:39配信より