米英仏外相、広島献花へ G7、原爆資料館も訪問

岸田文雄外相は2日、先進7カ国(G7)外相会合に参加するために広島市を訪問する英米など6カ国の外相が11日に平和記念公園内の原爆資料館を訪問し、原爆慰霊碑への献花を行うと発表した。核を持つ核兵器国の米英仏の外相が同公園を訪れるのは初めて。岸田氏が2日、広島市内で記者団に明らかにした。

 岸田氏は記者団に「いま核兵器国と非核兵器国の対立は深刻なものがある。結果として核兵器のない世界を目指そうという機運がしぼみつつある」と指摘。その上で「G7の枠組みは双方の主要国が含まれる。世界の指導者が被爆地を訪問し、力強いメッセージを発出することができれば、しぼんでいる機運を再び盛り上げるきっかけになるのではないか」と述べた。

 会合では「核兵器のない世界」を目指すメッセージを盛り込んだ「広島宣言」も発表する。

・・・ 平成28年4月3日(日)、産経新聞 7時55分配信より

私のコメント :   オバマ米大統領は、2009年、広島と長崎への原爆投下を指す「核兵器を使用した唯一の核保有国としての道義的な責任」に触れ、核軍縮と核の不拡散を進めることをプラハで宣言。同年には、ノーベル平和賞を受賞している。日本における元首相で、ノーベル平和賞を受賞され、日韓基本条約、( 昭和40年条約第25号 ) の締結、沖縄返還交渉にも尽力された佐藤栄作氏 現在に至る各関係者との連携と対応に関しても、今回、岸田文雄外相は、先進7カ国(G7)外相会合に参加するために広島市を訪問する英米など6カ国の外相が11日に平和記念公園内の原爆資料館を訪問し、原爆慰霊碑への献花を行うとの発表内容を受け、米大統領からの配慮についても、今後、さらに、それが、注目をされていく。