マツダは5日、2014年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、最終利益を従来予想より100億円多い前期比3.2倍の1100億円に引き上げると発表した。過去最高を更新する。マツダ独自の環境技術「スカイアクティブ」搭載車の販売増や、円安による輸出採算の改善などが寄与する。今期の年間配当計画は期末で1株当たり1円に改め、10年3月期以来、4期ぶりに復配することも発表。同日会見した小飼雅道社長は「(値引きの抑制やコスト改善などの)構造改革プランが着実に進捗(しんちょく)し、業績も好調だ」と述べた。本業のもうけを示す営業利益は200億円多い3.3倍の1800億円、売上高は300億円多い21.5%増の2兆6800億円を見込む。好調な業績を受け、今春闘の労使交渉について「苦労したことに最大の報いをしたい」(小飼社長)と賃上げに前向き。ただ、ベースアップ(ベア)を実施するかは明言を避けた。併せて発表した13年4~12月期連結決算は、売上高が26.4%増の1兆9402億円、営業利益が6.3倍の1245億円、最終利益が3.0倍の774億円となった。営業利益、最終利益ともに4~12月期としては過去最高となった。 2014.2.5 16:42
・・・ 平成26年2月5日(水)、産経新聞 16:42 配信より
私のコメント : マツダは、2014年3月期通期の連結業績予想を上方修正し、営業利益、最終利益ともに4~12月期としては、過去最高となった。