東京都知事選(9日投開票)で「原発即時ゼロ」を訴える宇都宮健児氏(67)と細川護熙(もりひろ)氏(76)に対し、話し合いによる一本化を申し入れていたグループが6日、都内で記者会見し、両陣営から「申し入れは受けられない」とする回答を受け取ったと発表した。申し入れをしていたのは、ルポライターの鎌田慧(さとし)氏ら文化人や学者など19人でつくる「脱原発都知事選候補に統一を呼びかける会」。3日、両陣営に要請書を渡していた。会によると、宇都宮氏陣営は「告示後であり期日前投票も始まっている」「原発以外の多くの政策が一致していない」、細川氏陣営は「生まれたムーブメントを今後につなげるやり方もある」「政策の優先順位も異なる」などと回答。さらに宇都宮氏陣営は「選挙終了後は結果にかかわらず、両候補の胸襟を開いての懇談の場を設けることで合意した」と答えた。同会の河合弘之弁護士は「非常に残念。脱原発運動にとっては千載一遇のチャンスだったのに」と語った。【町田結子、藤沢美由紀】
 
・・・ 平成26年2月6日(木)、毎日新聞 21時34分配信より
 
私のコメント :  東京都民による民意の結果を見守りたい。