島根県の人口が年々減少を続けており、来年には70万人を割り込むことが確実な情勢だ。県が10月1日現在でまとめた県人口は70万2237人で、前年同期より4837人減少。昭和61年から28年連続で減少傾向が続いているという。

 県統計調査課によると、県人口は男性33万6124人、女性36万6113人。年齢別では15~64歳が8731人減り、65歳以上は4757人増えた。

 死亡数が出生数を上回る「自然減少」は3千人台から初めて4千人台に。一方、就業による県外転出などの「社会減少」は、12年ぶりに千人を下回った。

 県人口は、昭和48年に県人口移動調査が始まって以降、60年の79万4629人をピークに減少に転じた。最近10年間は年間3千~6千人ほど減っており、来年は70万人を下回るとみられている。

 同課によると、古い記録で大正9年の国勢調査での県人口は71万4712人。以降、同調査でも60万人台になったことはない。

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 県は11月1日現在の県人口について、前月比157人減の70万2080人になったと発表した。
 
・・・ 平成25年12月10日(火)、産経新聞 7時55分配信より
 
 
私のコメント:  山陰地方において、農林水産業における担い手の養成、後継者の働きやすい生活環境づくりが、必要であると感じる。