【サンクトペテルブルク田中洋之】ロシア・サンクトペテルブルクで開かれていた主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)は6日、2日間の日程を終え閉幕した。焦点となったシリア問題では軍事介入の必要性を訴える米国などと、反対姿勢を強めるロシアなどとの対立が際立ち、閉幕後に発表された首脳宣言にシリア情勢に関する言及は盛り込まれなかった。議長国ロシアのプーチン大統領は閉幕後の記者会見で、G20期間中にオバマ米大統領とシリア問題を巡って会談したものの、意見の対立点が残ったことを明らかにした。
米露首脳の会談は、6日に20分にわたって行われ、プーチン大統領は「建設的で内容のある会談だった」と説明した。タス通信によると、両首脳は外交当局を通じ、シリア情勢に関する接触を続けることで合意した。米ホワイトハウスも米露首脳が会談したことを確認した。
オバマ大統領はG20閉幕後の記者会見で、シリアに対する軍事攻撃について10日に国民に向けて演説すると発表した。オバマ大統領はまた、アサド政権が化学兵器を使用したことについて大半の参加国首脳が同意したと説明した。
シリア問題を巡っては、5日の夕食会で各国首脳が意見を表明した。出席した国連の潘基文(バンキムン)事務総長は「軍事的な解決策はあり得ない」と指摘し、和平国際会議の早期開催を訴えた。ロシアのペスコフ大統領報道官は、シリアへの軍事介入を巡る各国首脳の立場が「ほぼ半々に分かれた」と述べていた。 ・・・ 平成25年9月6日(金)、毎日新聞 21時42分配信 より
米露首脳の会談は、6日に20分にわたって行われ、プーチン大統領は「建設的で内容のある会談だった」と説明した。タス通信によると、両首脳は外交当局を通じ、シリア情勢に関する接触を続けることで合意した。米ホワイトハウスも米露首脳が会談したことを確認した。
オバマ大統領はG20閉幕後の記者会見で、シリアに対する軍事攻撃について10日に国民に向けて演説すると発表した。オバマ大統領はまた、アサド政権が化学兵器を使用したことについて大半の参加国首脳が同意したと説明した。
シリア問題を巡っては、5日の夕食会で各国首脳が意見を表明した。出席した国連の潘基文(バンキムン)事務総長は「軍事的な解決策はあり得ない」と指摘し、和平国際会議の早期開催を訴えた。ロシアのペスコフ大統領報道官は、シリアへの軍事介入を巡る各国首脳の立場が「ほぼ半々に分かれた」と述べていた。 ・・・ 平成25年9月6日(金)、毎日新聞 21時42分配信 より
私のコメント : シリア情勢についても、今後、日本の消費税、増税問題と関係してくると言っても過言では無い。前回 それを増税された時の橋本龍太郎首相下における日本を取り巻いていた、当時の国際情勢も、日本国民の皆様には、特に、想い出していただきたいと願う。