【山下奈緒子、井上怜】乗客・乗員520人が死亡した日航ジャンボ機墜落事故から12日で28年になるのを前に、墜落現場の「御巣鷹の尾根」がある群馬県上野村で11日夕、遺族らによる灯籠(とうろう)流しが行われた。ふもとの村役場前を流れる神流(かんな)川で、それぞれの思いを書いた灯籠を川面に浮かべ、犠牲者の鎮魂と安全な社会の実現を祈った。遺族による「8・12連絡会」と支援団体が主催し、遺族や支援者ら100人以上が参加した。同県高崎市のアコーディオンサークルのメンバーらが演奏する中、「おすたかから安全を発進」などと書いた約200個の灯籠を流した。事故は1985年8月12日に起きた。小学6年生だった次男の裕史君(当時11)を亡くした東京都大田区の滝下史代さん(70)は夫と灯籠流しに参加した。「昨年、夫が心筋梗塞(こうそく)で倒れた時、息子が助けてくれたんだと思う。これからも見守っていてほしい」と話した。夫の良平さん(当時43)を亡くした北海道の村上須美子さん(66)は「お元気ですか」と灯籠に書いた。事故当日の朝、「いってらっしゃい」と声をかけたまま帰らぬ人となり、「28年経っても実感がないの」と心境を話した。遺族らは12日、早朝から御巣鷹の尾根を慰霊登山して、事故現場で犠牲者に祈りをささげる。午後6時からは村内の慰霊の園で追悼慰霊式などがある。 朝日新聞社 ・・・平成25年8月11日(日)、朝日新聞デジタル 21時9分配信より
 
私のコメント :  この記事を拝見し、1985年8月12日、当日の夜 NHK総合テレビで、放映されていたテレビ番組を見ていた私は、その夏休み、私は、東京都 九段の靖国神社を参拝し、当時 萩市で見たNHK総合テレビ 番組内容、まるで、それが関連しているかのようなNHKの番組であったことを想い出す。