松江赤十字病院(松江市母衣町)が2008年度に超音波診断装置を購入した際、書類に虚偽の内容を記し、国と県から補助金計約955万円を不正受給した疑いのあることが29日、分かった。会計検査院も調査しており、今後、補助金返還といった事態に発展する可能性もある。同病院や県によると、同病院は08年度、国と県が購入額の3分の1ずつを補助する「医療提供体制推進事業費補助金」を利用して超音波診断装置を約987万円で購入。しかし補助金の申請書類には購入額を約1400万円と記載し、計955万5000円の補助金を国と県から受けた。今年3月、会計検査院が検査を通知したのをきっかけに、病院側が補助金関連資料を整理していて食い違いを発見。4月の実施調査の際に検査院と県に報告した。県も病院から事情を聴き、事実関係の解明を進めている。同病院の秦公平院長は29日に松江市内で記者会見し、「調査を受ける立場なので、具体的な内容は現時点でコメントできない」とした上で、「公的病院として県民の期待と信頼を裏切った。深くおわびする」と陳謝した。一方、県幹部は「医療圏の中核をなす病院。非常に残念だ」と話した。【曽根田和久】 5月30日朝刊  ・・・ 平成25年5月30日(木)、毎日新聞 15時45分配信より
 
私のコメント : 私の大叔父も、山口赤十字病院 院長についてを、永年、勤めていたので、松江赤十字病院(松江市母衣町) 秦公平院長のお気持ちについても、察するにあまりあるところがある。