中国電力島根原発(松江市)の再稼働について、溝口善兵衛知事は19日、「(事故時の責任は)いろんな形で付いてくる」と述べた。さらに政治家の役割について「総合的に判断し、政策を決定する。その役割を果たすことが責任だ」と発言。同原発が稼働し、事故が起きた場合、知事が責任の一端を負うことを認めた。定例記者会見で質問に答えた。島根原発は1、2号機が定期検査中。3号機は建設中だが、再稼働や運転開始の最終判断は、事実上知事にゆだねられている。ただ、溝口知事は責任の取り方について、「ちょっとここではお答えするには時間がありません」と回答。具体的説明を避ける一方で、「一番大事なことは責任者として最善を尽くすこと。簡単に一言で言えない」と持論を繰り返した。原発再稼働を巡っては関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について、野田佳彦首相が「私の責任で判断する」と発言。その後「再起動すべきというのが私の判断」と述べ、再稼働を押し進めた。【曽根田和久】  6月20日朝刊   ・・・ 毎日新聞 14時12分配信より
 
 
私のコメント : 島根原発(松江市)の再稼働、稼働し、事故が起きた場合、知事が責任の一端を負うことを認めた。原発再稼働を巡っては関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)、野田佳彦首相、「再起動すべきというのが私の判断」と述べ、再稼働を押し進めている。島根原発(松江市) 再稼働、運転開始の政治判断も、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町) 同様に、野田佳彦首相にゆだねられていると感じている。