原爆で命を奪われた子どもや教職員を悼む「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」慰霊祭が4日、中区の平和記念公園南側の緑地帯で開かれた。広島市内の小中学校70校の児童・生徒、犠牲者の遺族ら約850人が集まった。碑は71年8月4日に建立され、慰霊祭は毎年開かれている。児童生徒代表の広島市立楽々園小6年、斎藤一誠くん(11)は「ヒロシマを過去の出来事にしません。平和を学び、命を大切にし、夢を持って精いっぱい生きていくことを誓います」と追悼の言葉を述べた。児童が折り鶴を献納し、「青い空は」を全員で歌って締めくくった。毎年参列している平川彰さん(87)は、比治山国民学校教師だった母を亡くした。軍人だった平川さんは45年9月に広島市に戻った。眼鏡や身分証などは見つかったが、母は今も行方不明。8月4日は平川さんの誕生日で「『お誕生日おめでとう』と言ってもらった気がした」と会場を後にした。【寺岡俊】  ・・・ 毎日新聞 8月5日朝刊より
 
私のコメント :  ヒロシマを過去の出来事にしないように、山口県で、どのような・・・・があろうとも 志ある各教師は、平和学習に取り組みたいものである。