菅直人首相は23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題について、県外への移設は困難との認識を示した。沖縄県糸満(いとまん)市内で記者団に答えた。首相は「沖縄の皆さんが県外や国外への移転を望んでおられることはよく理解している。そうしたことも含めてこの間、いろいろ検討してきた」と述べ、沖縄県民の意向を踏まえて県外移設を検討してきたと強調した。しかし「大変難しい状況にある。何とか、危険性を除去し固定化を避けるため努力をしなきゃいけない」と述べ、日米合意を踏まえ同県名護市辺野古への移設を目指す考えを示した。首相は23日、糸満市で開かれた沖縄全戦没者追悼式に出席するため沖縄県を訪問。追悼式では「本土復帰から39年が過ぎたにもかかわらず、沖縄だけ負担軽減が遅れていることは、慚愧(ざんき)に堪えない。今後、米軍基地に関わる沖縄の負担軽減と危険性除去への取り組みに最大限努力する」と表明。さらに「沖縄振興計画の総仕上げをしっかり行う」として、一括交付金や県が主体となる計画への支援、跡地利用に関する法律などに取り組むと訴えた。この後、那覇空港で仲井真(なかいま)弘多(ひろかず)知事らと会談した。終了後、仲井真氏は記者団に対し、普天間問題や沖縄振興策は一切でなかったと語った。その上で「普天間を早く移設し、返還することが一番のポイントなので、日米両政府ともやってもらうしかない」と注文した。首相の発言には「移設先が辺野古にしかないと思い込むのは私には理解ができない」と述べた。  ・・・平成23年6月23日(木)、産経新聞 配信より
 
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菅首相にヤジ、沖縄全戦没者追悼式で
 
菅直人首相は23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で営まれた「沖縄全戦没者追悼式」(県など主催)に出席し、「東日本大震災、原発事故の中で慰霊の日を迎えることは感慨を覚える。沖縄には基地が集中し、皆さんに負担をおかけしている。沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慚愧(ざんき)に堪えない。今後、危険性の除去に最大限努力する」とあいさつした。菅首相の出席は2年連続。出席者からは「靖国参拝(しろ)!」とのヤジが飛んだ。首相は園内の「国立沖縄戦没者墓苑」で献花した後、追悼式に臨んだ。・・・ 平成23年6月23日(木)、産経新聞 配信より
 
私のコメント : 平成23年6月23日(木)、山口市内にて、沖縄返還、尽力された当時の佐藤栄作首相後援者にあたる山口市秋穂の大村様から声をかけられた。立ち話することも出来た。慶應義塾大学 先輩にあたる建設会社社長のご自宅が、近所にあり、佐藤先生の関係で、建設会社 社長の自宅の場所を、私に、尋ねられた。近所の建設会社社長と私は、交友とおつきあい、今までも、ない旨、道すがらに、山口市秋穂にお住まいの大村様に説明する。