終戦後、シベリアなどに抑留され、強制的に労働させられた人に「特別給付金」を支払うことを柱とした特別措置法が、16日の衆議院本会議で可決され、成立しました。
 
この法律は、終戦後、旧ソビエトのシベリアやモンゴルに抑留され、強制的に労働させられた日本国籍を持つ人に対し、抑留されていた期間に応じて、1人当たり25万円から150万円の「特別給付金」を一時金として支払うことを定めています。また、強制的な抑留の実態調査を総合的に行うため、政府として抑留中に死亡した人の埋葬場所の調査や、遺骨や遺留品の収集と返還に必要な措置などを定めた基本方針を策定し、公表するとしています。法案は16日、衆議院の総務委員会に続いて夕方、衆議院本会議で採決が行われた結果、可決・成立しました。    ( 平成22年6月16日 NHKニュースより )
 
 
私のコメント:  終戦後、シベリアなどに抑留され、強制的に労働させられた人に「特別給付金」を支払うことを柱とした法案が、衆議院総務委員会で全会一致で可決された。長い年月が経って、シベリア抑留者へ特別法成立である。シベリア抑留者についてのドイツ対応に比べ、日本の対応については、今、言葉に出来ない気持ちで一杯である。平成22年6月17日(木)、ドイツ総領事館に、外交連絡を入れ、私からの外交文書について確認を担当者にする。
 
香月泰男生誕100年まであと・・・・・・。  香月泰男様のご生前に、この件は、報告したかった。香月様と私の家は、親類になる。香月泰男美術館の設立に際しては、長門から萩まで、その相談にもこられた。