裁判員制度の研修会を受講した後に

山口地方裁判所と山口地方検察庁で、裁判員制度の研修会を昨年末、受講しました。平成21年度の裁判員制度導入を控え、法教育に携わる者にとって最高裁判所の配慮を深く感謝しております。そのおり山口地方裁判所 在籍の判事から 遠山の金さん 時代における裁判官による裁判制度のあり方と現在の裁判制度における、その裁判あり方 違いについても詳しく説明をいただきました。私の感想としましては、今後、司法国際化も進みます。裁判員制度のもと、事件処理の結果、その判事とともに判決を下された裁判員、原告と被告が、どのような司法状況と環境におかれていくかについて日本の判事が、複眼でその検証をする力がなければ、裁判員制度そのものが無意味なものになっていくと感じました。日本の裁判員制度が開始されれば、判事は、司法マーケティング概念を司法マーケティングについて学者、他国の判事等からも知識研鑽する必要が生じてくると感じています。

早稲田大学 白井克彦 総長 様、平成19年11月1日付、早稲田大学 大学資料センターより私が、寄贈しました資料から資料受領書を拝受しています。早稲田大学の卒業生だけではなく、他の大学 卒業生にも 公務員 更新講習について 各種講座 設置を早稲田大学に期待しています。

平成20年7月7日(月)に「日本国の司法のありかたが、このような司法状況であるから しかたがない。これが日本国 あり方、この国の形です。」と 私が、接した山口家庭裁判所 宇部支部 調停委員の説明も、現実が、国内の司法現場、各所に波及し、日本の司法サービスについて、今後も、裁判員制度開始とともに、様々な司法問題について国民に、重く かるわせる結果になると感じています。