ちょっとだけ。

 

元東京消防庁警防部長が、変なコメントをして申し訳ございませんでした。

元消防署長も、爆発範囲等々、妙なコメントをして申し訳ございませんでした。

全然、こういうのの専門家ではない素人を専門家として出したテレビ局がひどい、ということで、ご容赦いただけないかなと思うのですが・・・・ m(__)m

 

「メタンガスが出ていた」

→メタンが爆発して、あの色になるのは、とっても難しいです。

 私には再現できる自信はありません。

 都市ガスなら、簡単に再現できます。

 プロパンやブタンでもできると思います。

 

「都市ガスは上に上がっていくので上階の工事によるガス漏れではない」

→都市ガスの成分には空気より重い物質も入っていますので、漏洩場所より下階で爆発することは全く不思議ではありません。

 

「やさしい爆発だったからメタンだ」

→爆発の強さは、1気体の濃度、2空間の密閉強度、3着火エネルギーの大きさ、に左右されます。これらにより、燃焼伝搬速度が異常に高まり、音速を超えていわゆる爆轟という範囲に入ると、衝撃波を伴うドッカーンってのになります。

今回のは、1,2,3の範囲に入っていなかっただけです。

メタンだからというのは、どういう意味なのか、全然わかりません。

 

「爆発を引き起こした人間が軽傷なのは、燃焼力の弱いメタンだから」

→爆発の起点にいると、衝撃波はそこから外に伝達し、窓ガラス等を破って外に伝播しますので、爆発の中心にいる人間が無傷でも不思議はありません。(私も一度、燃焼実験室で爆発の起点にいたことがあり、実験室の窓ガラスが吹っ飛んでいくのを目撃したことがありますが、全く無傷でした・・・・・)  m(__)m その節は、ご迷惑をおかけしました・・・・

 

私が担当していた化学機動中隊の教養では、メタン、エタン、プロパン、ブタンの爆発燃焼をそれぞれ爆発実験装置で展示し、色の違いや爆発力の差などを確認する等、現場で活動する隊員達は、ちゃんと勉強しています。

 

ご安心ください。