前回の記事の訂正です。

非常警報設備が押されていないのではないかと推測していたのですが、

火災発生後、すぐにボタンが押され、警報音が鳴り響いたそうです。

消防訓練が行われており、あの騒動の中でもしっかりと対応していたことが、判明しました。

 

常識では考えられないような放火によるものなどと言われていますが、

私は、火災調査現場で、常識的な放火というものを経験したことは一度もありません。

 

階段を区画さえしていれば、誰も死ななくてすんだ火災です。

 

誰が、どうして、あそこに、螺旋階段を作ったのか?

設計した人は、どう、考えているのか?

私には、あの螺旋階段を設計した人の、大量殺人にみえているんです。

(螺旋階段さえ無く、階段が区画されていれば、誰も死ななくてすんだんです!!)

決して想定外の出来事なんかではありません!!

私達(元も含めて)消防士の多くからみれば、この火災の延焼は想定範囲内です。

 

消防設備点検の新規ご依頼で、ニセコ地域で有名デザイナーさんの設計した新築建物を、多数拝見させていただいておりますが、

物凄く素敵でありながら、火災を一切考慮していない建物をたくさん見ます。

・必要最低限の安全設計(絶対に逃げられないが、建築基準法上定めらていないから、デザイン上無粋な開けられる窓は設置しない)

・必要最低限の消防設備(用途によって必要面積が変わりますが、延べ床面積299.8㎡、499.8㎡、699.8㎡のホテルがいかに多いか。自動火災報知設備は300㎡、消防署への火災通報装置は500㎡、屋内消火栓は700㎡で設置義務)

・故障しても交換修理できない場所に設置されている感知器(感知器はデザイン上邪魔な存在)、

・どこにあるか全くわからない消火器(消火器と書かれた赤い表示板はザイン上ナンセンスなので、箱の中に隠してしまう)

 

決して安くないデザイン料をとっている人々の責任を追及しない限り、同じような悲劇は、発生し続けるのではないでしょうか。

 

宇宙戦艦ヤマト、アキラ、攻殻機動隊、サマーウォーズ(あ、これは真田オタクが原因かも)・・・・ 京アニ、シャフト・・・・

アニメファンとして、東京消防庁の元火災性状実験検証責任者として、消防設備業者として・・・・

私は、悲しんでいます。怒っております。

 

申し訳ございません m(__)m