コンテナの油漏れ
コンテナの左端から油らしきモノが出て来ちゃってます(汗)。
このコンテナの中身は、自動車のスクラップで、事故車が2台と自動車のイロイロな中古パーツが40フィート9'6(クンロク)のコンテナに満載されてます。車本体、もしくはパーツから油が漏れちゃって、それがコンテナの外に出て来ちゃいました。
自分はいつもスクラップの現場では、扉からの油漏れを防ぐ為、扉を閉める前に現場の人に指示して、コンテナの一番ケツにオガクズ等で土手を作ってもらうんですが、今回はそのスペースさえないくらいギッチリ詰め込まれてたんで、このような事態になってしまいました(汗)。
これからこのコンテナを、コンテナヤード(CY)へ搬入しなければならないんですけど、基本的に油が漏れてるようなコンテナは受け取ってもらえません。もし油漏れしてるコンテナが上段に積まれたりしたら、その下にあるコンテナ達は油まみれになってしまいますし、まかり間違ってソコから引火したらシャレになんないですからね。
このように油が漏れちゃってるコンテナはどーするかっていうと
1.バン詰した場所に持ち帰り、コンテナの中にオガクズ等を撒いてもらい、油がコンテナの外に漏れ出さないような対策を取ってもらうか、油が出てるモノをコンテナから取り除いてもらう。
2.運転手がシールを切り、コンテナの扉を開けてオガクズ等をコンテナ内にバラ撒き油漏れを止める。
3.運転手がコンテナに擬装工作をして、「どーか無事搬入出来ますよーに」と神に祈りながら搬入する。
上記のような選択肢から自分の判断で行動しなければなりません。
輸出コンテナの場合、「空のコンテナを取る→指定された現場に持って行く→バン詰されたコンテナを無事コンテナヤードに搬入する」ってのが海コン運転手の仕事です。使命と言ってもイイでしょう。
ってなワケで、運転手としては3番の選択肢しかありえません(爆)。1番や2番は、神に祈りが通じなかった場合のみ出てくる選択肢で、シール(封印)しちゃったコンテナを運転手の判断で再び開ける事は許されない行為ですから。
こーゆう軽くトラブってるコンテナを無線等で騒ぎたてたりせず、黙って何事もなかったかのように搬入しちゃうのも、海コン運転手のウデの一つだと思ってます。
では、どのように擬装工作をするかというと、ボロ切れなんかで油を拭き取るってのが一番手っ取り早いですかねぇ。そのワンランク上(笑)の手段としては、砂や土を油漏れ箇所やその周辺に撒くと言うか、自然な形で盛る(爆)ってのもあります。
自分は以前、スクラップがメインの会社に1年半ほど在籍してまして、油漏れ対策は日常的にやってました。そこで砂や土を自然な形でコンテナやシャーシに盛る技術(爆)を習得してますので、当然「盛り土(盛り砂)」の手段を用います。
初めは土や砂を油漏れ部分に擦り込んだりして油を目立たないようにします。その部分に土や砂をかけて吸着させるってのもアリですね。そして、シャーシやコンテナの広い範囲に土や砂を撒き「バン詰中に土(砂)被っちゃってさぁ」みたいな感じを装い、あとは神に祈りつつゲートへ向かいます(笑)。
もし、祈りが通じずゲートで油漏れが発覚し搬入が拒否されてしまった場合は、運転手にはどーする事も出来ませんので、その時は自分の会社なり乙仲さんに連絡して指示を仰いでください(笑)。