リーファーコンテナ | 海コン運ちゃんの運行日誌

リーファーコンテナ

海上コンテナはいくつかの種類かあるんですが、皆さんがよく目にされるコンテナは下の写真のような「ドライコンテナ」だと思います。

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このコンテナは、床だけ木なんですが、それ以外の天井や周りの壁は鉄で出来ています。なので、太陽に照らされると、コンテナの中はとっても高温になります。何度くらいになるのかは不明なんですが、密入国者が生きて居られないくらいですから、かなりの高温なのは間違いないです(笑)。
実際、真夏にコンテナの中に入ると、ホントに暑いですからねぇ。

では、温度の変化に敏感な品物はどうやてコンテナで輸出入するかって言うと「リーファーコンテナ(REEFER CONTAINER)」って呼ばれるコンテナを使います。

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このリーファーコンテナってやつは温度調整機能がついたコンテナで、コンテナの前面にある装置でコンテナ内の温度を設定する事が出来ます。簡単に言えば家庭で使う冷蔵庫みたいなもんです(笑)。
温度設定の幅はよく分かりませんが、-30℃くらいから常温くらいまで設定が出来るハズです。よく冷蔵庫(冷蔵倉庫)に持って行くリーファーなんかの場合は、コンテナの中身が肉や魚だったりするので、-20℃とかそれくらいの設定になってたと思います。

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写真のコンテナの場合、中心に写ってるファンの右側に温度設定する装置が付いてます。そして写真では写ってませんが、ファンの下にある空間には電源用の長いケーブルがあります。
コンテナヤード内や船上では、電源のケーブルを専用の装置に繋いでコンテナ内を設定された温度に保ちます。シャーシやヘッドにジェネレーター(発電機)が付いていれば、電源ケーブルをジェネレーターに繋ぐ事により、陸上輸送中でもコンテナ内を設定温度に保つ事が出来ます。

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リーファーコンテナ(リーファーバンとも呼びます)の中身はこんな感じになってて、通常使われるドライコンテナ(ドライバン)とは明らかに違います。



リーファーバンは、肉類、魚類、青果等の食品で使う場合が多いんですが、紙や精密機器などの輸出入にも使われる事があります。これらは極端な温度変化や湿気を嫌う為にリーファーバンを使ったりしてるので、温度設定や電源ケーブルを必要としない場合もあります。
このように、温度設定やケーブル接続を必要としないリーファーコンテナを「アズドライ(AS DRY)」と呼びます。