あっ、あなたは誰ですか?
一昨日くらいでしたかねぇ、ニュースで「日本では居ないハズの毒クモがいるので注意してください」みたいな事をやってました。専門家みたいな人が「輸入された材木なんかと一緒に来てしまう」とか言ってましたが、大正解です(笑)。厳密に言うと材木とかそーゆうのは関係ないんですけど・・・。
自分も何回かコンテナから出てきた謎の生物(爆)と遭遇した事があります。とっても印象に残ってる2つの出来事を紹介します。
●何でカエルが?
これはもう2年くらい前の話なんですが、前日誰かが配達行ったコンテナをヤードに返却しに行ったんです。
空バンの返しは、基本的にヤードに居るチェックマンがコンテナを確認してから指示された場所で降ろしてもらうんですね。
その時も、いつもと同じようにチェックマンがコンテナの中を確認してたんですが、やけに時間かかってるし何かザワついてんですよ。
俺:「何か問題ありっスかぁ!?」
チェックマン:「コンテナの中がドロドロでさぁ、しかも何か変な生き物が入ってんだよねぇ。取りあえずこの紙持って受付行って来てよ。どっちみち洗い(コンテナの中を水洗いする事)になるからさぁ」
俺:「え!?生き物?何が居るんですか?」
チェックマン:「いや~、暗くてよく確認出来ないんだけどさぁ、亀っぽいのが5匹くらい居るんだよね」
俺:「・・・分かりました。取りあえず受付行ってきます」
受付に行って紙を渡し、そこのカウンターの人がコンテナの状態を確認して戻って来ました。
カウンターの人:「運転手さん、何か亀みたいなのが居るねぇ。中身は何が入ってたの?」
俺:「いや~、俺は返しだけだから何が入ってたかは知らないんですよ」
カウンターの人:「まあ、どっちみち洗いになるから洗い場行ってきてよ」
俺:「はい。で、その亀みたいなのはどーすんですか?まさか俺に持ち帰れとか言わないっスよねぇ(汗)?」
カウンターの人「いや、それは色々とマズイ問題もあるから、そんな事言わないよ(笑)。多分、洗い場の方で飼うか処分するか決めると思うから、運転手さんは何も気にしないで(笑)」
何で亀なんか居るんだよぉ・・・と思いつつ受付出て洗い場に向かいました。指定された場所にコンテナを付けて洗い場の人に「何か生き物が入ってるみたい」って事を伝え、その人と一緒にコンテナの中に入り確認してみました。すると・・・
俺:「あー、隅の方に何か居ますねぇ」
洗い場の人:「ホントだ、でも亀っぽくねーなー」
少しずつ近づいてみると・・・
俺:「え!?これってカエルぢゃないっスかぁ!?うわーーー飛びやがった(汗)!オイ、飛ぶんぢゃねーよコラ(大汗)!つーかよぉ、なんで生きてんだよ!オメーわ(怒)!」
洗い場の人:「中国のカエルは気持ちわりーなぁ。日本じゃ居ねーぞ、こんなの!」
俺:「(結構ビビりながら)ヤバいっすよ、こんなの触ったりしたら!俺、ヘッド乗って待ってるんでヨロシクお願いします」
と言い残して、速攻逃げちゃいました(汗)。その後、そのカエルはどーなったのか・・・全く知りません。カエル嫌いだし、あんなグロテスクなカエルに飛びつかれたりしたら・・・確実にパニックになり気絶しちゃいますもん(爆)。
●持ち帰ってもらっていいですか?
去年の11月くらいだったと思うんですが、長野県長野市にあるリサイクルショップへ配達に行きました。中身は木の切株みたいなヤツとか、丸太を切って椅子みたいにしたヤツなどなど・・・インテリアに使うよーなモノが入ってたんです。
現場の人が指示したコンテナを付けて扉を開けるとクモの巣が張ってたんですね。でも俺は中身なんか関係ないんで、そのままヘッドに戻ってデバン終わるの待ってました。
1時間くらいして作業が終わり、現場の人が俺を呼びに来ました。
現場の人:「運転手さーん、作業終わったんですけど、コンテナの中を見てもらっていいですか?」
俺:「はーい」
そして、現場の人と共にコンテナに行くと中を掃除してなかったんで
俺:「あー、これ掃き掃除して貰わないとヤードからお客さんの所に掃除代の請求来ちゃうんで、掃除してもらっていいですか?」
現場の人:「やっぱ掃除しなきゃダメだよね?すぐやるんでチョッと待っててください」
何人かで掃除してたんですが、何か騒いでます。
俺:「どーかしました?」
現場の人:「大きいクモが居るんですよ。」
俺:「あー、それも掃いて外に出しちゃってください」
現場の人:「こんな大きいの外になんか出して何かあったらイヤですよ~」
俺:「じゃあ殺しちゃってください」
現場の人:「いやー、気持ち悪くて殺せないですよ」
俺:「(何言っちゃってんのかなぁって思いつつ)どんな感じのクモですか?」
現場の人:「ちょっとコッチ来て見てもらえません?」
仕方がないんで、コンテナの中に入って見に行きました。そこには手の大きさくらいのデカくて派手な模様のクモが2匹と小さいクモも居ました。
俺:「うわー、結構デカイっスねぇ。でも、基本的にコンテナの中身(ゴミや変な生物も含め)はお客さんのモノなんで、お客さんの方で何とかしてもらわないとマズイんですよ~」
現場の人:「いやー、分かっちゃいるんだけどさぁ、こりゃーどーにも出来ないですよ」
俺:「う~ん・・・困りましたねぇ」
現場の人:「あの・・・このまま持ち帰ってもらっていいですか?」
俺:「いや~、もし俺がこのコンテナ返すんだったらヤードでいくらでも言い訳とかしてウヤムヤに出来るけど、他の運転手が返しに行って騒ぎにでもなったらマズイじゃないですかぁ(汗)」
現場の人:「・・・じゃあ、見えなかった事にしません?このクモ。クモなんか見えないですよね?」
俺:「(オイオイ、そーきちゃったか!と思いつつ)そーっスね、何も居ないですね!OKです、何も問題ナシです。早く扉閉めちゃいましょう!」
現場の人:「はい。どーもありがとうございました」
俺:「(扉を閉めながら)たまにですね、ヤードでチェックしてる時に変な生き物が出てくる場合があるんですよ。特に問題にならなければイイんですが、もし問題があった場合には乙仲さん(通関業者)から連絡があるかもしれません。その時はヨロシクお願いします」
現場の人:「はい、分かりました。どーもお手数をおかけしました。気をつけてお帰りください」
俺:「じゃ、どーもありがとうございました」
ってな感じで、コンテナの中には何も居なかった!何も見なかったって事で帰りました(笑)。
ちなみに、そのコンテナは他の運転手が返しに行ったんですが、無線を聞いてる感じでは特に問題なかったようです。
しかし・・・あのクモはどーしたんだろう・・・(爆)。