さる9月27日は、ベルリンマラソンの開催日でした。地上波での放送はありませんし、あまり大きく報道されることもありませんでした。ベルリンマラソンのテレビ中継の仕事でドイツを訪れていた、友人の瀬古利彦から送られてきたスナップショットです。
瀬古利彦の隣りにいるのは、マラソン史上初の2時間切りを達成したセバスチャン・サウェ選手です。サウェ選手は今年のロンドンマラソン2026で、その偉業を成し遂げました。じつは、瀬古利彦は1986年のロンドンマラソン・チャンピオンですから、二人ともロンドンマラソン歴代の優勝者というわけです。
下の画像は、サウェ選手が今年のロンドンマラソンで2時間切りを達成した瞬間です。人類初のマラソン2時間切りとは凄いですね。とはいえ、40年前には瀬古利彦もここでゴールテープを切ったかと思うと胸が熱くなります。
残念ながら、1986年に瀬古利彦がロンドンマラソンで勝利した瞬間の画像はありませんが、同じ年にシカゴマラソンで勝った時の写真はあります。この年の瀬古利彦は、4月にロンドンマラソンで優勝し、10月にはシカゴマラソンでも勝利したのでした。
私は上の写真を見てやっぱり胸が熱くなります。前年の1985年、中村清監督が趣味の川釣り中に急逝し、さまざまな試練を乗り越えての海外遠征なのです。
この頃の瀬古利彦は、フィニッシュ直前のスプリントで勝つ戦法ではなく、レース中盤から抜け出して独走するスタイルだったようです。師匠亡きあとは戦いの場も海外です。こんな日本選手がもっと増えればいいのに。


