それは鳥取県八頭郡智頭町郷原にあります。

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入り口は苔むした門。 

 

みたき園という広大な敷地の中にある山菜料理の食事処なのですが・・・。

 

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私は生まれが鳥取県との県境にほど近い岡山県の小さな山村でしたので、子供の時に何度か母と行ったことがあります。かれこれ40年以上昔のことですが。

 

その当時から、藁ぶき屋根の小さな民家が点在し、小川があり、鶏が放し飼いでした。

 

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園内の小さな民家がすべて、食事処になっていて、木々がうっそうと茂り、自然そのものの中に抱かれたような感覚です。

 

 

 

田舎育ちの私が驚くほどの田舎ぶり(笑)

 

藁ぶき屋根の上には草が生い茂り、土台も石の組み合わせという野性味あふれるもの。

 

 

半世紀たってもかわらない店主の方針がそこにありました。

 

手をかけ過ぎない美しさがあります。

 

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しかし、手をかけないだけでは、人の心に響きません。

 

ほどほどに手をかけ、整備しすぎない。

 

人はなにを求めているのか・・・考えてしまいます。

 

足元は木の根や石がごろごろしているので、草履の私は何度も転びそうになります。

 

でもいいんです。

苦情を言うつもりなど、全くありません。

 

むしろそれが嬉しい。

 

 

出される料理は、すべて手作りの自然のもの。

 

行ってしまえば、材料費はほとんどただでしょう。

 

でもそこでいただくものは全てがとても美味しくて、支払うお金を、惜しいとは思いません。

 

親しい人をすべて連れて行ってあげたい。

 

わ~~すごいって驚いてもらいたい。

 

 

いつか一緒に行きましょうね!!