ギリシャがどうやってユーロ圏に入ったかを説明する必要はないと思います。それよりも、なぜ入りたかったのかが重要です。
結局のところ、低金利でお金を借りられると言う構図を利用したかった。そして、それはいずれ問題を引き起こすことは分かっていたが、先のことはどうでも良かったのだ。
今の享楽とカネ。これがギリシャの本質だったけれども、ここにいたって、その状況は大きく転換しました。
ところが、ユーロ圏にとっても、今でも、利用価値があるのです。
もしギリシャがユーロから抜ければ、ユーロは間違いなく高くなります。しかし、それは、ドイツやフランスの輸出業者にとって、うれしいことではありません。
だから、彼らは、何とかして、ギリシャをとどめておきたいと考えるわけです。
ギリシャはもう首が回らなくなり、手も足も出ないので、ユーロから脱退して、デフォルトしてもいいから、自国通貨を取り戻して、再建に取り掛かりたいというわけです。
なぜなら、もはや借りたお金を返すことができる状況ではないからです。日本に換算すると毎年45兆円返済しなければいけない状況なのです。
どう考えたって不可能です。現時点でデフォルトしているのです。
金曜日に会合を開くとのことですが、公式には否定されています。ですが、否定したことは大体当たっています。
さて、どういう展開になるか、ギリシャ問題次第で、他のアイルランド、ポルトガルの動向もほぼ決まると思います。
現在金利差が極端に拡大しているのは、この3カ国のみです。これらの国を支援し続けるドイツ国民は到底納得できないし、かといって、ドイツの有力輸出企業はそれをなんとしてでも阻止したいとするでしょう。
テクニカル的には、押し目形成への動きと思います。
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