考えてみれば当然で、景気対策が必要な状況で利上げはありえないので、BOEの願いとしては、インフレが沈静化して欲しいというものです。
レポートを読むと、インフレは数年は続くかもしれないけれども、その後は沈静化するだろうという見通しを持っています。
恐らく、中国などの新興国の利上げが、インフレを沈静化させるのではないかと見ているのかもしれません。
ほとんど希望的観測に近いものなので、非常に難しい局面に経たされているのは間違いありません。
ニュースなどを見ると、成長か財政健全化か、なんてことで論じられたりしています。で、政治ネタになるのがイギリスのお決まりのパターンです。
とにかくジレンマがあるわけです。
通貨安にしたいけどインフレは困る。内需が弱いから輸出で稼ぎたいから新興国やアメリカ、中国、日本の景気に期待をしたいけど、景気が強まるとインフレが・・・
アメリカのように失業率が高くても、インフレの脅威がないのが死ぬほどうらやましいし、デフレでシュリンクしている日本も景気対策の余地は残っているし、増税の余地もあるのも死ぬほどうらやましいのです。
イギリス経済の方向が不透明なだけに、通貨の方向も不透明になっています。なので、トレンドの期待はほぼゼロ。なので、レンジというスタンスしかないのです。
ですから、昨日のように大きく下げてくれば買って、反発したところで売り。上がるときに買って、上がったら売りで、ドテンの繰り返しです。
簡単といってしまえば簡単です。
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