最近の傾向を見ていると、
世界の本当のリスクについて認識がないように思います。
それは一体何なのか・・・
以前にも問題になっている、
アメリカの年金問題、州財政、通貨問題、中国問題
こちらの方がはるかに核爆弾級です。
どうしてかというと、財政問題は、カネを刷れば済むだけのこと。
そして、双方の合意による債権放棄なども出来るので、
大した問題ではありません。
JALについて関心が薄いですが、根っこは問題です。
ところが、年金問題、州財政問題はカネを刷ればいいのだけれも、
それは結果的に通貨の問題に集約されてきます。
それに規模はギリシャの比ではないので、救済は難しいのです。
多額の年金をもらっている人は、減額には応じないし。
先行きが厳しいわけです。
そこに追い討ちを掛けるのが中国問題です。
不動産バブルは崩壊の初期段階で、
最近の銀行の大型上場は自己資本強化が目的です。
潜在している不良債権は相当大きな問題です。
マンションを建てました。
ところが誰も入りません。
でも、値段が上がり高値で売買される。
この現象が通常の状態ではないのは明らかです。
結局、バブル景気なんです。
バブルになったということは、理論価格と市場価格とに乖離があるので、
その乖離分が不良債権化するえわけです。
中国はまだまだ成長できるという人はいますが、
中国の経済モデルは日本と全く違います。
日本と同列に考えればまだ成長できるけれども、
ただの金融バブルで膨れただけの経済で、
次の産業は育成されていません。
中国礼賛は悪くはないけれども、冷静に物事を見る姿勢は必要です。
とにかくあらゆるものが連動しているので、
どこかで大きな問題が噴出すると連鎖します。
その連鎖が最も危険。
これから新種の危機が起きると考えるべきではないでしょうか。