野村マイクロ・サイエンス(6254)は株式市場で話題の中心銘柄の一つとなってます。私なりの分析は天井圏である割合が6~7割です。
理由ですが、
1.出来高が4,000万株を超えました。
過去高値を付けた時で2,000万株程度できたので、今回は短期的に出来高が急増したことになります。
発行株式数が約4,000万株ですが、浮動株は約1,000万株。その4倍の取引が1日で行われました。
さらに1/7の出来高を細かく見ると、
引け値2,890円より上の出来高が約1,600万株ありました。この層は含み損が出ています。損益トントンの層は約1,200万株でした。株価2,850円を下回ると約2,800万株が含み損となります。
昨日高値2,980円を超えるには相当なエネルギーが必要となります。
2.信用空売り規制がでましたがこのタイミングを待ってました。新たに空売りができないと売買が細ります。
踏み上げ相場を狙っても売り残が減るどころか増えています。これは、買いヘッジをしてリスク回避をしているので、上がっても空売りは減らないのだと思います。空売りは株価が下がる判断ですが、この会社業績に対する懐疑的な見方からきていると思います。
3.チャートでは売りシグナルがでてます。
大陽線が3本続き、3空踏み上げのパターンです。ただ上昇相場の日柄が浅い点は注意が必要です。あと、首つり線が出現した点ですが、相場の迷いの現われでトレンドが変わる可能性が高まっています。
ショートポジションをとってますが、2,311円まで下がると期待してます。