天気予報の信頼度 | お天気ブログ

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気象、地震などのリアルタイム解説 、経済予報、


ある新聞には、


当たらないものの代表であった天気予報


などという枕詞をつけて、政治への信頼の低さを強調してました。


失敬ですね!


でも94パーセントもあって、家族についで2位だそうです。


私もちょっとびっくりです。


確率予報も導入当初は非常に評判が悪かったですね。


でも、見方を変えればできないことはできないと正直に白状した結果ともとれます。


その正直さが評価されているのかもしれません。


さて、このブログで取り上げているニュースを思い返してみてください。


会社がつぶれたり、継続困難なほど打撃を受けるのは、


信用の失墜


でした。


会社でも、ものでも、食品でも、とにかく


信用できないものに需要はない


のです。


農薬入り餃子のニュースでもわかるように、事件が起きると信用の大切さに気づき

高いものでも信用できるものが売れるようになります。


いまや中国人でさえ、自国のものでなく、高い日本からの食品を買っているそうです。


最近は、奴隷のようなひどい待遇や賃金で人を雇う会社が多いですが、


それは信用できる人があたりまえという、日本特有の状況を前提としているからでしょう。


もし、会社の信用を損ねたり、損害を与えるような人物が社内にあふれていたら、経営そのものも

なりたちません。


きちんとまじめに仕事をしているだけで、価値があるのです。


経営者は労働者の信用にもっと価値を認めるべきです。


ニュースをみていたらわかるように、社会の信用を失うようなことをするのは

たいてい会社の中で待遇のよい、上に立つ人々です。


そんな理由で会社の経営が苦しくなると、リストラされるのはまじめに働いてきた労働者。


おかしいですよね。


日本人は信用を安売りしすぎているのかもしれません。






企業・人「信用できない」6割 本社世論調査
2008年03月21日15時44分

 いまの日本には「信用できない企業が多い」と思っている人は60%。「信用できない人が多い」も64%で、企業や人への不信感が目立つ――朝日新聞社が全国3千人を対象に2月~3月上旬に郵送で実施した全国世論調査(政治・社会意識基本調査)で、世の中の信用・信頼が揺らいでいる実態が浮き彫りになった。政治家や官僚への信用は18%と低く、教師や警察は60%台。裁判でさえ72%だが、家族には97%の人が信用をよせている。


 度重なる食品の偽装問題の影響もあってか、「信用できる企業が多い」は29%にとどまり、「信用できない企業が多い」は60%を占めた。

 日本で売られている食品について「ほとんど信頼できる」は4%と少ないが、「ある程度信頼できる」は63%あり、「信頼」は合わせて7割近い。「あまり」「ほとんど」信頼できないは計30%だった。

 一方で、偽装問題などで一度信用を失った会社の製品を再び「買ってもよい」と思う人は38%で「買いたくない」が55%と半数を超えた。「買ってもよい」は20代と30代では5割近いが、年代が上がるほど減り、70歳以上では23%しかない。

 仮に食品会社に勤めていたとして賞味期限の偽装の事実を見聞きしたとき、「上司や同僚に相談する」は70%に達し、「警察やマスコミに通報する」も13%あった。「とくに何もしない」は10%と少ない。

 いまの世の中には「信用できる人が多い」と思う人は24%で、「信用できない人が多い」が64%にのぼった。「たいていの人は、他人の役に立とうとしている」と受け止める人も22%と少なく、「自分のことだけ考えている」が67%を占めた。

 生活と密接な関係がある12の項目を挙げてどれくらい信用しているかを聞くと、「信用している」と「ある程度信用している」を合わせた信用度は、(1)家族97%(2)天気予報94%(3)新聞91%(4)科学技術86%(5)医者83%と上位5位が8割を超えたが、政治家と官僚はともに18%で最下位だった。

http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY200803200207.html



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