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■今週は、イベントと株価の動向の狭間で
右往左往するものの、

結果的に大きな調整局面に突入する可能性が
濃厚とみています。


■その1つの理由は、先週末の株価の動向です。

中国やユーロ圏での経済指標が悪化したことを発端に
NY市場でも世界的景気減速懸念が台頭し、

一時NYダウも500ドル以上の下落がありました。

また、S&Pも今年4月以来の安値に突入したことで、
株価においては大きな調整局面との見方もでてきました。


■振り返ればやはり政治絡み、

特にトランプ大統領が標榜する「米国ファースト」が
世界経済を狂わせたことは株価からみても
明らかになったと言えます。

2000年以降の世界はグローバル経済の中で
成長してきました。

しかし、今はローカル経済化し始めたことで、
自国優先、個人優先といった考え方のもとで、
「EXIT(離脱)」が生まれました。

時代の流れと言えば一言で終わる話なのですが、
ローカル化した代償はそれなりに
大きくなるのではないかとみています。



■先週は、米中通商問題を抱える中で
中国が米国産大豆を大量購入したことや自動車関税に
関しても大幅引き下げる
といった譲歩を見せる場面がありました。


そのことで米中通商問題は一気に進展する可能性が
報じられたことで、

リスク選好になる場面があったものの、

現実はまだ先の話、「噂で買って事実で売る」と
いった展開もあるので、
押し目買いだけでの戦略は要注意したいです。



■そして、今週はいよいよ注目のFOMCになります。

追加利上げは既に織り込み済みです。

問題は、「ドットプロット」になります。

先日のパウエル議長のハト派と受け止めることの
出来る発言があっただけに注目したいです。

また、議長のコメントにも注目です。

特に米国債利回りがフラット化、逆イールドに
なる中での株価の動向を見据えて、

来年の利上げ慎重論的なコメントがでるかに
注目したいです。


最後に気になる材料が、

米国の予算案期限が21日であることです。

先日のトランプ大統領のコメントにもあるように、
「もし建設しないならば政府機関閉鎖も辞さない」との
過激なことをいっているだけに警戒したいです。

来年以降は利上げペースは落ちる
または休止との見方が優勢的で

今後、中期的にも押したとことは
買われるというシナリオは崩れる可能性もあります。



■最後に、ドル円のテクニカルです。

日足チャートは相変わらずのレンジ取引に
なっています。

112円~114円といったところです。

10月の高値(114.56円)からみれば高値は
切り下がっているものの、

安値も切り上げている感じです。
つまり、典型的な三角持合といったところです。

しかし、長くみれば上昇トレンドの渦中にありますが、
このトレンドを形成している時間が
長すぎることもあるので、

時間的な観点からみてもブレイクダウンを
してもおかしくないとみています。

その際に気をつけたいのが、サポートラインと
いて使いたいのが移動平均線120日線とみています。

ちなみに先週末現在で112.23円となっています。

 

 

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■注目されていた米中首脳会談は中国に対する
追加関税に関しては見送りにしたことで、
過度なリスク回避は一旦、回避されました。


今週は以下の材料について注目をしています。

・パウエルFRB議長の証言(5日)

・クラリダFRB副議長がブルームバーグでインタビュー(3日)

・米10月貿易収支(6日)

・米雇用統計(7日)



■ここ最近になってハト派と受け取れる発言が
FRB高官から相次ぎ出始めました。

まずは、クラリダFRB副議長が

「2015年当時と比較して金利水準は中立に近づいた」との
発言を皮切りに、

パウエルFRB議長も足並みを揃えるように金利に対して
「中立をやや下回る水準」と

あれほどタカ派だった姿勢を一気にトーンダウン
させてきました。

来年の利上げサイクルも一気に黄色信号が点灯したと
捉えることのできる内容でした。

そのことで、今週も双方の発言やインタビューが
あるので、
内容次第ではポジション整理も進む可能性も
あるので警戒したいです。


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■次に、保護貿易主義の発端となっている
貿易収支です。

一向に減少の道筋が立たない米国の貿易赤字は、

来年のメインテーマになることは間違いなく、
その矛先は中国だけでなく
日本にも目を向けられると思います。


特に自動車に関してはその額は巨大であり、
トランプ大統領も来年、25%の関税を
かける意思をみせています。

日本もそれを警戒してF35を購入しているものの
その効果はどれほどなのかは今一つ不明瞭です。


少なくてもバランスをとるには為替問題、
特に日銀のスタンスまで

トランプ大統領は今後、言及してくる可能性も
あるので警戒が必要です。



■そして、週末の雇用統計の非農業部門雇用者数も
気になりますが、

やはり平均時給に注目したいです。


いつも以上にFRB高官によるハト派的なスタンスを
伺う意味でも現状を確認する意味では重要です。

一旦、米中通商交渉に関しては冷戦状態になったものの、
両国の妥協点を含め、

世界経済に与える影響は常識では測れません。

故に、今後の両国のけん制を含め
商談には注視したいです。


最も一時的に両国が歩み寄ったとしても、
それは茶番劇にしか過ぎず、

世界経済は刻一刻と不景気の闇に
葬られようとしています。

米国が目指す保護主義の根幹は何なのか・・
「覇権」と言えばそのとおりですが、
相場的にもこう着状態になるのもわかる気がします。




■最後に、テクニカル面からみたドル円です。

チャート上では、先週114円に一旦タッチしたものの、
それ以上にはいたっていない現状です。


先日の上昇トレンドに対してそれ以上に
ハイブリッシュな展開になるにはまだ早いとみています。

少なくても来年の1月くらいまではレンジ相場とみています。

もし114円ミドルの水準では
売り優勢になる可能性もあり、

逆に112円を割れるようであれば
押し目買いを想定しています。

 

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今週のドル円はいつも以上に神経質な
展開を予想しおり、以下の材料に注目しています。

・FRB高官発言に警戒 

・NY株式市場が2度目の調整に突入!?

・WTI原油が大台割れで世界的な景気減速なのか

・G20サミットで米中通商協議に進展があるのか



■まず、これまでFRB高官は米景気に対して、
絶対的な自信を示していたものの、

米中通商問題を皮切りに、

西側諸国の問題や中東の地政学リスクと様々な
リスクが表面化してきました。

そのことから世界的な景気減速が囁かれ始めました。


特にFRB副議長を務めるクラリダ氏から
金融政策に際して世界の経済成長を
考慮に入れる必要があるとの

ハト派的な発言をきっかけにパウエルFRB議長も
歩調合せるかのごとく、

海外の需要鈍化や米財政刺激策の減退を
指摘し始めました。



■そのことから来年の追加利上げに
対する打ち止め説が浮上しました。

また、市場はこれまで以上に
高官発言には過剰反応する可能性が
でてきています。


今週は、27日(火)に
カンザス・アトランタ・シカゴ連銀の討論会、

そしてクラリダ副議長の講演、28日(水)には
パウエル議長の講演があるので警戒したいです。

もし、ハト派的な発言が飛び出すようであれば、
ネガティブサプライズとなり

ドル円相場の大幅調整の可能性もあるとみています。



■次に、週末のNY株式市場が先週末下落したことで、
直近安値10月の24122ドルが射程圏に入りました。

また、これを下抜けることで今年の
安値23344ドルも視野に入っているので、
大幅調整の可能性もでてきました。

この最近の株安の材料は、
WTI原油先物の下落と関連しています。

エネルギー関連株が大きく売られているのと、
新型iPhoneの売上げが伸びていない状況が
材料になっているようです。


もし株価が大幅調整するのであれば、
これまでの金融政策の変更も
余儀なくされる可能性もあるのではないかとみています。

今後の原油価格の動向と併せてみていきたいと思います。



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■最後に、これまでいつでも材料のメインにいた
米中通商問題がついに、
G20サミットで明らかになるときがきました。

進展に対する期待感もありますが、
それと同時に両国の温度差がどれだけあるのか・・

少なくても米国側には「妥協」や「歩み寄る」と
言う文字は存在しないと思います。

これをきっかけに「米国の勝利」を
勝ち取るこだわりを見せてくるとおもいます。


しかし、中国も国内の景気減速が囁かれている中では、

何らかの進展をさせたい思惑があるのと同時に
裏では「覇権」も狙っているのは間違いなくあります。

故にこの問題は「覇権」に対する一通過点にしかなく、
妥協が弱者だと思っていないはず、
最終的に勝つことが彼ら(中国)の思惑であると考えます。

相場的には進展の有無で展開が
変化するのは間違いありません。



■ただ最近の通貨市場の動きはリスクオフで
米ドルを選好する動きです。

日本円が選択されていないのが現状です。

もし、この米ドル高が継続されるのであれば、
次なる射程は「日本」ではないかとみています。

これまでの異常ともいえる金融政策や巨額の
対米貿易黒字を見逃すわけもなく、

来年からはじまる「TAG」に更に「為替」を
絡めてくる可能性はあるのではないかとみています。



■最後にドル円のテクニカル面です。

今週も113円台が改めて重く感じる
可能性が出てきています。

広くチャートを見れば底値切り上げの綺麗な
上昇トレンドの渦中にいると判断できますが、

10月の114.50円トップに見れば

三角持合いとも受け取れる動きになっています。


スウィング戦略としては、113.50円レベルに
売り指値を意識し、

下方へ抜けるポイントちしては、
先週安値112.31円水準とみています。





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■先週は、週末にFRB副議長からハト派と受け
止められる発言がネガティブサプライズとなり、

113円の節目を下回り112円台後半で終了しています。

また、英国やイタリアの予算案の問題に
対する進展もなく、全体的に重い展開が継続しています。


さて、今週は以下の点に注意しています。


・英国の政治不安やイタリアの財政問題の行方

・日本の貿易統計(19日発表)で対米黒字の減少は?

・25%も下落したWTI原油先物は、世界経済減速の警鐘。

・IMM日本円は再び、売り越しが10万枚強
 の水準になり調整の可能性も


■先週の動きもそうですが、英国の離脱問題を
巡って一喜一憂しています。

EU離脱草案が閣僚サイドで了承を得たものの、
議会承認にいたっては、与党が過半数を
維持していないこともあり困難な状況となっています。


更に深刻なのは、メイ英首相の交代を与党内でも
動きが出ていることです。

政局が混迷なことは今後のリスク回避の
要因にもあるので警戒が必要です。


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■次に19日発表の対米黒字額が判明します。
既に4兆6千億強と昨年の数値とほぼ変わらずの状況です。

そのうちの約60%強は自動車輸出によるものです。

先日の日米通商交渉においては自動車に対して
関税の話がでなかったものの、

既にTAGは来年1月から開始するものの、
状況次第では自動車に関しても何らかの
けん制がでてくる可能性は十分あると思っています。



来年の日本は消費増税も控えていることもあり、
大規模な財政出動は避けられなく、

その狭間で日米貿易不均衡は、材料としては
警戒しなくてはならないと考えています。


■最近の相場取引の中で最もボラティリティが
高い銘柄がWTI原油先物です。

10月はじめに80ドル目前の水準にいました。

しかし、たった1ヶ月強で25%の下落した
原油先物の動きは注意したいです。



■米株式市場の大幅調整はあったものの、
それ以上にアジア株式市場は未だ底が
見えない状況となっています。

西側諸国の政局混乱、経済不透明といった
材料が加わり、

来年以降の世界経済減速も現実的なものに
なる可能性がありそうです。

それを先取りしたWTI原油先物は、
何らかのシグナルだとみています。




■最後に、IMM日本円の状況です。

今月13日時点で、再び売り越しが10万枚を
上回り、直近10月に迫っています。

その影響で高値警戒感がでています。

日足チャートをみても、先週は何度か

ヒゲを伸ばすロウソク足になりました。

この意味するところはやはり「長期持合示唆」と
いったところです。

現状のドル円自体の材料がこれといって、
大きく動くようなものがなく、

むしろ他の通貨市場の流れで左右されるところが多いので、
レンジになりやすいといったところです。


下記のようなレンジをイメージして、
カウンター狙いも想定しています。

ドル円レンジ
111.50円~114.00円



引き続き宜しくお願い致します。


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■先週は中間選挙の結果、「ねじれ議会」となりました。

そのことで不透明感が払拭され、更にFOMCで
利上げ路線の継続がわかったことで
ドル買いに拍車がかかり、

ドル円も1ヶ月ぶりの114円台に到達しました。

週末は米国の3連休を控えて
ポジション調整が入ったものの、
強い展開をみせました。



■さて、「ねじれ議会」になったことで、
様々な影響がでるのではないかとの予想も
でているものの、

株式市場や米ドルはしっかりと上昇しています。

もちろん裏づけとなる米国の経済指標も
追加利上げ継続観測もあるのですが、
それにしてもピッチが早い気もします。


■そんな明るい材料がある中で、来年以降、
世界経済が失速、もしくは

大幅にブレーキがかかることを
警鐘している市場があります。


それが「NY原油先物市場」です。

この先物価格の上昇トレンドが
ブレイクダウンしたことで、
世界的な景気減速の現れではないかと感じています。


先月の3日には1バレル77ドルと80ドル目前に
迫っていました。

しかし、その後は株価の大幅調整や中東事情、
供給問題も材料としてあるものの、僅か1ヶ月で
20ドル以上の下落で

今年2月以来の60ドル割れとなっています。



■米国の経済事情だけをみれば、
景気拡大というのが通常の考え方です。


しかし、現在も進行中の米中貿易戦争が
未だ解決していないだけでなく、

泥沼になる可能性すらあるのではないかとみています。


これに対してトランプ大統領は
以外にも楽観視しているのが不思議なくらいです。

ツイッター発言や報道発言などみれば、
今月末にもこの問題は一気に解決するような
ニュアンスに聞こえます。

そのことで相場も噂につられてリスクオンの
相場展開になっていますが、

果たして今月末で一気に
進展するのかが見所になりそうです。



■少なくても中国の株式市場をみれば、
既に影響も出始めていることや、


米国内の一部の製造業にも影響が
出始めていることをよく耳にします。

となれば、

来年以降は中国経済の失速に引っ張られるのは
米経済なのではないかと感じています。


それ故、株式市場も大幅調整、
そしてリスクオフも視野に入れる必要が
あるのではないかと感じています。



■その意味でもNY原油先物価格の
動向は引き続きみていきたいと考えています。

この原油価格の下落で産油国や新興国経済も失速、

株価や資金流失問題に発展する恐れもあるとみています。

今は一時的に米ドルを買う動きになっていますが、
このドル高もきっとトランプ大統領も
不満に思っていることや

このドル高にはけん制発言もこのさき
連発する可能性もあるとみています。



■そんな中で来年から始まる
日米物品貿易協定も為替条項を入れる
可能性も高いと個人的にはみています。


それ故、現時点では115円以上の
円安ドル高は未だ程遠いイメージを持っています。



 

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