こんにちはうえかおです。
香港から帰国し4日間はリカバリー。
5日目からロードとトラック練を
開始しました!
レース後4日間の濃いリカバリー
▪️かなり多めの睡眠(1日平均9時間)
▪️かなり多めの食事(お米1日あたり4.5合)
▪️かなりしっかり目メンテ通い(4日で3回)
さて、香港レースの後半コース編です。
飯野さんがサポートして下さった
57km地点から進むと
夜間パートに入りました。
因みに今回のレースはポール使用可ですが
ポール使用に慣れていないのと
ポール使いのセンスが無さ過ぎて
逆に腕と肩を痛めるので
ノーポールで臨みました。
前半コースの
階段
ビーチ
漁村
トレイル
の繰り返しのコースから
今度はいよいよキツイと言われる
山岳地帯のコースです。
日ごろから平均睡眠7時間の
超早寝のうえかおにはやはり
22時はおやすみモード
(日本時間は23時です)
早い眠くなるのが早すぎる。
コーヒー飲んでも眠いものは眠い💤
本能的にも睡眠を欲している状況でした。
そこで思い切って
70kmのチェックポイントで
40分寝る事に決めました
26時間切ってブロンズ像をゲットするのは
この時点ではまだ余裕があったので
諦めていませんでしたが。
設営されたテント内で・・・
即 寝落ち💤
40分タイマーセットしてます⏲
この睡眠が吐き気を落ち着かせ
重たい脚も案外回復しました
香港レースの良いところは
ボーイスカウトの子供達が
400名ほど各エイドに振り分けられ
選手達のサポートや
応援をしてくれるのですが
この時も欧米人の男の子が
ブランケットを運んで来てくれたり
「何か食べたいものは?」
「コーヒー飲む?」
「他にはもういい?」
「バナナ持ってきてあげるよ」
などなど一昼夜かけて
本当に全力でサポートしてくれるんです
日本では考えられないシステムですよね
こんなに良くしてくれたら
お母さん頑張る💪ってなりますよ
エイドではガールスカウトの女の子も
温かいものを振る舞ってくれます。
そしてサンドイッチの種類が
後半になるほど増えていきます
ツナ・たまご・クリームチーズ
チョコ・ジャム・ピーナッツなど
疲労度によって欲しいタイプの味が
異なるのでこれは有り難かったです
迷わずツナサンドにしました
チェックポイントを出るのが名残惜しいけど
こんな風に応援してくれる子供達に
沢山のパワーをチャージしてもらい
残り33kmの旅を続けます
香港のコンクリート舗装トレイルや
コンクリート階段地獄も当たり前につづく中
遂にうえかおの膝も悲鳴を上げ出しますが
いつもメンテナンスしてくれる先生から
そんな時のストレッチを伝授してもらい
数キロごとにストレッチ。
これが意外に効くんです
名物の100万ドルの夜景を堪能しながら
何回ストレッチしたかな
写真では大きさを伝え切れないけど
東京の倍以上に広がる本当に美しい夜景でした
57km以来の飯野さんサポートです
胃が気持ち悪い事を伝えたら
白湯を飲ませてくれました。
胃が喜ぶのが分かります
この時点で最後の漢方薬4袋目投入。
ここで飯野さんとペアでサポートして下さった
現地に住む日本人女性も加わり
梅じそふりかけのお粥を用意して下さり
これもまた美味しくて染み渡りました
飯野さん達のレースサポートはここまで
本当にありがとうございました
お粥を食べたら寝ようと決めていたので
ここでも思い切って
50分も寝ました笑
やっぱり眠い時は無理せず寝ないと
これが後々の胃と脚の回復になり
本当に勉強になりました。
因みにこの時点でブロンズ像の事は
諦めて完走目標に切り替えてます。笑
キツいんだけど階段もサクサクと
速く上れるようになり
ポールで上っている人達をグングン抜きます。
そしてロードに差し掛かると
公園のベンチで眠る選手がチラホラ
香港の山のロードは結構ベンチがあります。
最後の睡眠を取らずに先を進めないと思い
90kmあたりのベンチで
また30分寝ました笑
流石に冷えるのでレインウェア上下着用で💤
ほぼ野宿ですね。
ここまで合計120分睡眠でした。
93km地点に到着
夜も明けてあと残り10km
でも待って。
最後の最後で
735m上って
560m下るって
結構キツイ
この時、ずっと我慢していた
足の親指の爪も浮き出し悲鳴を上げました
この辺は残り7kmくらいだと思います。
霧に包まれ風が冷たく
走ってる選手は1人もいません。
寝ながら歩く選手と
休みながら進む選手と
牛だけ🐃笑
ここまでよく寝たなー(笑)とか
気持ち悪いのに頑張ったなー。とか
爪がまた召されるのか。。とか
色々な事を思い巡り
次のUTMFのイメージをしていたら
笑顔で歩いていてちょっと気持ち悪い。笑
この写真は自動的にシャッターが下りる
三脚のカメラが捉えたものです。
最後はコンクリート階段を激下り。
膝を痛めてすすり泣きながら下る外国人女性
本当に痛そうだった
お互いに讃えあいながらゴールを目指し
最後は笑顔でFinish
ゴールゲートに名前とタイムが表示
これを後で知りまた感動しました
まだまだ沢山写真があるのですが
Instagramのアカウントにも載せています。
@ttokyo71kao
良かったら見て下さい。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました
うえかお でした。