今から二十年ほど前に、オカルト仲間で前世を占える方がいて、その人物に占ってもらった事がある。
かなり描写的な占いの結果を頂いて、どうやらそういうものが見える特殊能力のようなものがあるようだった。
その結果が100%真実かと言われても確認するすべはないが、色々と思い当たる節があり、おそらくは当たっているのではないかと思っている。
その方が言うには魂の誕生のときに男性であればカルマ(業)をクリアするまで何度でも男性として生まれ変わり、女性であればカルマをクリアするまで何度でも女性として生まれ変わるそうだ。
俺の魂が誕生したのは弥生時代。最初は女性として生まれたらしい。
その時代に女性としての色々な苦しみを受け、次に生まれ変わる時は必ず男として生まれ変わりたいと強く念じて死んでいったそうです。
2回目の転生からは男として生まれ変わることが出来たわけですが、本来の転生の仕方とは異なる為、男として生まれ変わった時に魂に傷が付いてしまったらしいです。
以後、短命な人生を歩む事になったようです。
3回目、俺が転生したのは時代は不明ですが、漁師として生きていたようです。しかし、大時化の海であるにもかかわらず、どうしてもやらなければならない使命で海に出て、波に呑まれて死んだようです。
4回目、俺は浪人侍として生まれ変わったようです。火事になった家に誰かを助ける為に飛び込んで、焼け死んでしまったということです。
5回目、俺は異次元で生まれ変わったようです。その次元では無事に一生を生き抜くことができたようです。
そして、6回目の転生としての今の俺がいるとのことです。まだ、カルマ(業)をクリア出来ずにいる為、輪廻転生から解放されないようです。
多分、俺にとってのカルマは愛情かもしれない。いまだに独身だからね。
そしてこの時代でも、誰かを守る為に、この身を捧げる運命なのかもしれない……