先日よりお預け頂いてましたベンツの本革シートの擦れリペアが、本日完了しましたので施工事例として紹介致します。
前席2脚と後席の座面2つをリペアしましたが、代表して運転席側のシートでリペア前後の違いを見て頂きます。
乗降りする側の痛み方が激しいのは当然ですが、専用の材料で痛んだ表面を整形しながら色と質感を合わせて仕上げました。
このシートの背もたれサイドサポート部をもっと近くで見て頂きます。
体重が最も掛りながら摩擦も多い場所なので、このような痛み方が一般的に見られます。
リペア後の印象は丸で張り替えたかのようにキレイな表面となっております(^◇^)
後席の座面でも同様の傾向で痛んでいた他に、タバコによるコゲ穴が一つありました。
こちらは補強の生地を当てながら特殊な材料で整形し、最後は他のシート同様に塗装で仕上げました。
近くでかなり良く見ないとリペアしたことが分からない程自然な仕上がりとなりました(^_^)
部分的にしか痛んでいない本革シートの場合、全てを張り替えるには費用が結構掛かってしまいますが、リペアであれば短納期で比較的安価な費用で、そこそこキレイな仕上がりが期待出来ますので、痛んだシートでお困りの際はどうぞリペアをご活用ください。