本日の施工事例はアウディA3のルーフライニング劣化による剝れの応急リペアを紹介致します。
リアシートから前方を見た時の状態ですが、ライニング全体がすっかり剝れて垂れ下がっていました(・・;)
前方のルームライト付近を近くで見ると剝れ具合が良く分かります。
この垂れたライニングを応急処置として、樹脂リベットで上に戻すように留めて行きます。
中央から見たリペア後の状態も張りが戻りスッキリとしました(^∇^)
シワが極力寄らないように要所要所を樹脂リベットで固定しますので、その他の個所はライニングがテントが張られたような状態となります。
次の画像はBピラー付近のリペア前のものですが、ライニングの垂れ具合が良く分かります。
特にリアシート開口部の縁は完全に剝れて裏側のベタベタしたウレタンが見えていました(;^_^A
縁の剝れはドアトリムに差し戻して接着しました。
目立たない個所にしわ寄せを持って行き、応急リペアの作業は完了しました。
剝れたライニングを完全にキレイに直すには部品交換か張替えしかありませんが、時間と費用が掛かり過ぎてしまうため中々踏み切れないものです。
この応急リペアの方法ですと時間と費用が少なくて済み、見栄えもそこそこ良くなりますのでお勧め致します。