本日の施工事例は2種類のステアリングリペアを紹介致します。
始めに黒一色のステアリングですが、主として上部分の握りに沿って表面の痛みが目立っていました。
リペア前の痛み具合を向かって左上半分からアップで見て頂きます。
これに続く右上半分の握り部分も同様に擦れて痛んでいました。
痛んだ皮の表面をの凹凸を目立たなく滑らかに整えてから、専用の柔軟性のある材料で塗装して仕上げました。
擦り減って光沢が出てしまった表面に皮シボに似せた細かい凹凸模様を付け、光沢もしっとりと手に馴染む様に抑え目にして仕上げました(・∀・)
リペア直後の表面は強制乾燥してあるため軽く触れても大丈夫ですが、強い力を加えたり擦ったりしてしまうとその個所だけ艶が変化してしまいます。
完全に塗装面が落ち着くまでに丸2日経つまでは、扱いに気を付けて頂くようお願い申し上げております。
次のステアリングはウッドと皮のコンビタイプですが、こちらは向かって右側の握り部分だけが擦れて変色していました。
擦れた個所を中心に専用の材料で塗装してリペアしました。
変色した個所が全体に馴染んで同じ調子になり、あたかも新品の様に蘇りました(^-^)/
ステアリングリペアはお車から外さずに施工することも可能ですが、今回の様に外して頂いた方が作業姿勢の制約が少なく仕上がりもより良くなります。