Ponkotutuusin

週末は家で独りで飲めり込み/弱火フライパンで立飲み晩酌

 

no280

2020.2.22

某老シェフのれしぴ

(0198)

公開晩酌厨房

    楽しいおうち飲みメモ 

弱火フライパン不良の作法

流行り病を恐れ

飲みたくて仕方

ない週末に家で

独り晩酌をする

ある日の不良老

人の人生れしぴ

週末は家で独りで飲めり込み

弱火フライパンで立飲み晩酌

 

さて、何を料理してブログに書こうか、と、左脳が思案する、その隣りで、

週末反応で興奮気味の右脳は、コロナウィルスの恐怖と格闘中である。

支離滅裂なままキッチンに立つと、ろくな事にはならぬのだが、今日がそれだ。

従って、ブログの構成も、いつもとは違ってくる。分量、概要などは飛ばし、

このまま、ストーリーへ転げ込む。まあ、いい加減な話である。

 

週末の外飲み願望は、感染症への恐怖がねじ伏せたが、

飲みたくて仕方ないのは、呑み助の自然生理で、どうにもならない。

無計画に、フライパンが弱火に掛けられ、とりあえず的に、オイルとニンニク。塩パラリ。

蓮根、長芋、人参、また、塩パラ。オイ、大丈夫か?  左脳は委縮したままだ。

鼻歌交じりで、鮪の血合を解凍し、生姜醤油で下味、分量はいい加減だ。

どうやら、状況は、右脳の支配が、確立したと言う事らしい。

迷うことなく、豚の肩ロースに、塩胡椒…左脳が敗北を認めると、

事は、スムーズに運ぶ。スムーズ過ぎるくらいに…

肉とマグロに、小麦粉をまぶし、焼く気満々だ。

オヤ!

10時の方向では、すでに平然と、何やら始まった。

鮪の血合が、良い具合に、焼けていく。

無計画の勝利は、どうやら、すでに動かし難い情勢だ。

 

右脳は、コロナの恐怖に克てない腹いせに、左脳をボコボコにしたうえに、

勝ち誇るドヤ顔で、パソコンを放置し、キッチンに司令部を進駐してきたのだ。

まるで、1945年のマッカーサー元帥のように!…、と、まあ要するに、

ここで、独り立飲み宴会を始めようと、言う訳である。

情緒の迷宮である右脳が、無計画、支離滅裂のカオスから、状況を切り開く力を、

論理の城郭である左脳は、黙って受け入れざるを得ない。

春の週末の宵、少し行儀の良くない、不良の作法で、家で飲むのも、中々楽しい。

血合の生姜焼、語る必要のない妙味である。

熱ッツ!長芋が、塩だけで、感動的に熱旨い。

 

何の計画性も無い、ただ、弱火のフライパンだが、火力に追われることなく、マイペースで良い。

 

好きな物を焼き、好きな味で飲む。まあ、ホットプレートと言う手もあるが、

これなら、徳利と猪口、小皿とフライパン、洗い物も少ない。

 

じっくり弱火で焼いたニンニクも、

 

肉も、トマトも、本当に旨かった。

たまには、行儀だ、段取りだ、分量だと言い張らずに、

油絵でも描くように、独り、「飲めり込む」のも、

大事な事かもしれない。

 

おしまい( ̄Q ̄)//

新幹線後ろ日本酒チョキ新幹線真ん中爆笑新幹線真ん中ルンルン新幹線前

リムジン後ろねこクッキーリムジン真ん中うさぎクッキーリムジン真ん中くまクッキーリムジン前キラキラ

黒猫しっぽ黒猫あたまルンルン

 

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