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簡単塩胡瓜と
夏の玉丼

ぽつう
  特集〕  

別冊
2017.5.21

老シェフのれしぴ

(63・64)

  老シェフのれし  
(63)

 基本レシピ 

   家で簡単   

 定番塩胡瓜   

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春先まで、高止まりしていた野菜相場だが、
一部の品目を除き、少し落ち付いた感じだ。
胡瓜も、色も味も良い、待望の露地物の出荷が順調で、
1本50円前後と、求め易いレベルで推移し、
袋詰めの特価品も、目に付くようになった。

簡単なので、美味しい夏の胡瓜を、家で漬けてみよう。

(分量は胡瓜、大3本分)
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熱湯500mlに、食塩大さじ2を溶かし、
常温に冷ました液を、900ml~1L容量の、
正方形タイプのタッパーに入れ、
カットタイプの日高昆布5~6g(1~2枚)、
鷹の爪1本を加え、漬け汁を用意する。

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胡瓜、大3本(350~400g)は、良く洗って、
花先とヘタを落とし、半分に切る。

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少量の塩を手に取り、胡瓜の表面に摺りこむ(塩摺り)。

漬け汁に、12時間~5日間漬ける。
5日で漬け汁から引き上げないと、塩辛くなり過ぎる。
引き上げてから、別容器で4~5日、冷蔵保存出来る。
漬け汁が足りない時は、湯100ml:食塩小さじ1強が、
同じ濃度の割合だ。

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これはまだ1日目、
日を追って、漬物らしい色、味、食感の、
深まっていくのを、楽しみたい。

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これからの時期、

簡単、安上がりな常備菜として、

欠かさぬようにしておけば、重宝する。

酒の友としても

一級品だ。

某老シェフ
2017/5/21

  老シェフのれし  
(64)

 濃塩水であっさり 

   水菜が涼しい   

 夏の玉丼   

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玉丼、カツ丼、親子丼、
夏には夏のスタイルが、あってもいい。
濃塩水を使った軽いつゆと、食感を残した半生の水菜で、
あっさりと仕上げた、夏の玉丼がこれだ。

(分量は一杯分の目安)
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花鰹、5gを量っておく。
手鍋に水100ml、みりん大さじ1、*濃塩水小さじ1、
醬油小さじ1.5を沸かし、火を止めて花鰹を加え、20分置く。

**濃塩水=水100ml+食塩大さじ2

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野菜を切る。玉葱1/4個(65g)は薄切り。
水菜、小1株(45g)は5cmに。

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20分おいて、こしたつゆで、玉葱を2分煮る。

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溶き卵1個分を回し入れ、水菜をのせる。

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蓋をし、弱火で3分煮る間に、
飯250g(米0.7合分)を丼へ。

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3分煮た具を、鍋を小刻みに揺すって、飯に乗せる。

きざみ海苔と、紅生姜を添えて完成だ。

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お伴の皿は、この夏最初の、
自家製塩胡瓜。

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醬油くどさが無く、鰹出汁が香って、

 旨い。


某老シェフ
2017/5/21