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人間、幾つになっても、浮かれたり凹んだり、してしまうものです。この春先、それを特に思います。三寒四温といわれるこの時期、「三寒」に凹み、「四温」に浮かれてしまいます。ただ、いつからか、この他愛のない動揺すら、季節感として受け入れ、楽しむ歳になりました。
我が家の近所、覚王山の高台、長い石段を上がった上に、美味しいコーヒーを淹れる店があります。冬は吹さらし、夏は炎天干しの、長い階段も、振り返る街の景色や遠望する山並み、丘の上の美味しいコーヒーと一体の、「たまの散歩」の楽しみになりました。
小学時代の大昔、「良い事は、必ず何かのご苦労様」と、母方の祖母から訳も解らず聞いたのを、最近になって、良く思い出すのも、間違いなく歳のせいです。
まして、甘いものに、だらしなく手を延ばす度に、「何かのご苦労様」と、都合よくこじつけるなどは、ただの悪質な老人少年なだけなのです。
と、春が笑って申しております。
potuu 配信ほんぶ 2017.2.22
「バス」その3
「戦後昭和の幻映」 (九) 消えた日常の数々
ボンネットバスが姿を消し、リヤエンジンに変わる頃、バスの中の様子も一変しました。バスの左右両側の、長い座席と、同じ高さにあった、最後部の座席が、そこにエンジンが引っ越して来た為、其の分、階段にして2~3段分高くなりました。子供は高い所がすきで、競って後ろに陣取ったものです。ボンネットバスの時は、最後部の中央にあった非常口も、右側面に移動しました。そして、その頃かその少し後、車内の床が、木製の板張りから、現在の強化合成樹脂に変わりました。
木材の床は、腐食や汚れから守る為に、靴の裏がベトベトになる位、大量のワックスが塗られ、黒光りしていましたが、別段気にもなりませんでした。その頃は、学校の床も板張りで、やはり気前良くたっぷりと、脂ぎっていたからです。古びた、しかし愛着に満ちた、木造校舎が取り壊され、次々と鉄筋コンクリートの、「綺麗」な校舎に姿を変えた時代に、バスのボンネットも、木製の、板張りの床も、「戦後昭和の幻映」となって、歴史のかなたに、その姿を消しました。
私が中高生時代、通学に使った東京の山の手通り、国道246号などでは、ボンネットバスが消えた少し後、品川から、渋谷、池袋方面を走っていたトロリーバス、中目黒、渋谷まで来ていた都電、渋谷から大橋、三軒茶屋を経て、246号を二子玉川まで伸びていた玉電などの路面電車も、次々と姿を消したのでした。新しいものが、古いものに取って代わるのは、時代の常ですが、それらは、どれも暮らしの中に確かにあった、慣れ親しんだ日常の、一つ一つだったのです。
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Rouzinsyounen
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酒肴「今宵のつまみ」百二十二、 by rouchef
これは、予想以上に旨い。
ご機嫌だ。
具材
エリンギ、大1本(70g)は1cmの輪切り
足を落とした椎茸、3個(40g)は二つ切り
根元を切ってバラバラにしたシメジ、50g
5cmでぶつ切りした葱、50g
旨酢味噌
味噌、大さじ1.5
酢、砂糖、各小さじ2
オイスターソース、小さじ1
きざみ柚子皮、粉山椒、各少々
弱めの中火で熱したフライパンに、ごま油小さじ2を引く。
具材を並べ、酒大さじ1、醬油小さじ1を入れ、
蓋をして5分蒸し焼く。
少し火を強め、水気がなくなるまで炒める。
器に盛り、旨酢味噌を掛ける。
オイスターソースが、良い隠し味。
粉山椒が爽やかに香る。
キノコの食感が、それぞれに楽しい。
ごま油が香る、新しいぬただ。
酒肴「今宵のつまみ」百二十一、 by rouchef
「バス」その2
「戦後昭和の幻映」(九)
消えた日常の数々new
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ぽんこつ通信電子版第百七十三号
ぽつう
173by rouzinsyounen
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うらぽんこつ通信電子版2017.2.21
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またみてね(^-^)/
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