イメージ 5

「レバ焼、レバニラ玉」
酒肴「今宵のつまみ」九十三、 by rouchef
「カンタの巣」
独りガラス「ポー」の言い分  
カラス(101)
老人少年rsn 著
……………………………………………………
ぽんこつ通信電子版第百四十五号

ぽつう145by rouzinsyounen‘s
…………………………………………………………………………………………………………
ナイスクリック下さいませ(^-^)/ potuu 配信ほんぶ 2016.12.16

ぽつうのページへようこそ(^-^)/ 
イメージ 1
 ご覧頂き、有難うございます。重苦しい曇り空と、今期初の降雪、冬と言う季節を、強制認識させる今朝の名古屋でしたが、あっと言う間に青空が広がりました。それでも厳しい冷え込みはそのまま、寒い一日になりました。
 すっかり枯れ木の森となった公園では、クロガネモチの実が、赤さのピークを迎え、綺麗なクリスマ
イメージ 2
スカラーを楽しむことが出来ます。冬晴れの明るい森は、小鳥達の元気な鳴き声で賑います。
 木々の長い影が作る木漏れ日とひだまりが、冬の公園の景色の魅力です。緑豊かな夏や、色鮮やかな秋とは、まったく別の表情を、私たちに見せてくれます。
 青い空に、切り紙細工の様に、くっきりと浮かぶ枯れ枝の模様が美しく、しばし、時を忘れます。寒さ厳しい日も、暖かくして出掛ければ、季節は美しい笑顔を見せてくれます。         potuu 配信ほんぶ 2016.12.16

「カンタの巣」
  独りガラス「ポー」の言い分  
   カラス(101) 老人少年rsn 著 

カンタのケヤキ
イメージ 3

  名古屋 千種公園 rsn

カラスの眼 第101話本篇
 ニヤアー、「オーイ、朝だぞポー。」、ニセクロ親方だ。
 「しまった、寝過ごしたか?」ぼくは慌てて飛び起きて、墜落するように下に降りた。ゆうべは、遅くまで強い木枯らしの音が物凄くて、中々寝付けなかったんだ。やっと風邪が収まって来て、少しウトウトしたところを、親方に起こされて、まだ寝ぼけているんだ。 バサバサー「おはよー、ポー。」あ、親分だ。「お早うございます」
 「慌てなくていい。ひどい風邪で寝られないのは、みんなも同じだ。おかげでカンタの巣作り用に丁度いい枝が、たくさん落ちた。木の実や蓑虫のご馳走付だ。人間さんが片付けちまう前に、頂いてしまおう。」、カンタの巣作りの後も、北の離れガラス達とドライチ達の、難しい仲裁もあって忙しいけど、コウゾー親分は、いつもと同じ元気一本なんだ。
 落葉樹が中心で、枯れ枝の多い、北遊歩道の森は、以前からハクビシン達が、餌場として大切にして来た森だ。今ではネコやカラスも自由に入れようになった大事なエリアだ。
 「おはよー、」、「今朝も、早くから有り難う。」と、カー子おばさんとカンタの親子がもう来ていた。ゆうべの風で落ちた、木の実や虫をつつきながら、朝ごはんと、巣の材料集めの、一石二丁(鳥はNG)なんだ。「おはよー、」、ほかのカラスもみんな起きて来て、ご馳走を食べながらの、賑やかな枝集めが始まると、あっと言う間に、カンタの巣は出来てしまった。
 少しづつだが、持ち寄ったスギやヒノキの葉っぱで、フカフカのベッドも出来上がったんだ。「試しに、お布団に入ってご覧。」と、嬉しそうに言うカー子叔母さんに、「うん、」と、返事をして巣にもぐりこんだカンタが、カアーと喜びの声を上げて言った。
 「あったかーい、父ちゃんや母ちゃんの匂い、手伝ってくれた公園の兄弟みんなの匂い、世界一の巣だよ、みんな有り難う。」と、カンタは本当に、すごく嬉しそうだ。「よかったね、お前は幸せ者だよ。あたしからもお礼を言います。きのうも今日も、みんな本当に有り難うございます。」、カー子叔母さんもそう言って、丁寧にお辞儀をしたんだ。
 「よかったぜ、少しはカラスのためになる事が出来た。」と言って、樹の上の方から降りてきたのは、なんと、アオダイショウのオロチだ。猛禽の目を誤魔化す、オトリの巣を上の方の枝の、目立つ所に、かつての宿敵ハクビシン達と、力を合わせて造ってくれていたんだ。
 興奮に震える、キタナギ親分の心声が響いた。
 「楽しいぜ、オロチの大将と一緒に、こんな仕事が出来るなんて、夢にも思っていなかったよ。これも勇気を出して、無駄な争いや古い対立と、必至に闘ってきた、ニセクロ親方やコウゾー親分のおかげだ。」
 永い間争い続けた、北のネコのドライチ親方と一緒に、今日は公園のハクビシンを代表する兄弟として、離れガラス達にこれから会いに行く、立場と決意が痛いほど伝わるキタナギ親分の言葉だった。
                    続く 

冬枯れの北遊歩道
イメージ 4
名古屋 千種公園 rsn

Rouzinsyounen

(1)~(6)まとめよみはこちら(7)~(17)まとめよみはこちら 
(18)~(24)まとめよみはこちら(25)~(32)まとめよみはこちら
     (33)~(40)まちめよみはこちら(41)~(48)まとめよみはこちら
  (49)~(58)まとめよみはこちら(59)~(68)まとめよみはこちら
  (69)~(78)まとめよみはこちら(79)~(88)まとめよみはこちら
(89)~(98)まとめよみはこちら

PR

ばっくなび(10)ここ
 
弊紙のバックナンバーをガイドする、ぽつうバックナンバー
ビゲーションばっくなび」を開設しています。
 ヘッダー下部のバーにも、ボタンがあります。うぞご覧くだ
さい。(^-^)/   


PR
ura
昼食
2016/12/15編

更新

特製
野菜スープがけ
中華おじや
うらぽつう82
↓ここ

     「今宵のつまみ」     

       「レバ焼、レバニラ玉」       
     酒肴「今宵のつまみ」九十三、 by rouchef     

12月も後半、風邪など引かぬためにも、
スタミナをつけたい。レバー、ニラ、卵、
スタミナの代表選手をそろえた。

まずは、レバ焼に添えるニラ醬油をつくろう。
ニラ半束(50g)のみじん切りを、
容器に詰め、ニラが浸る量の
醬油を注げば、ニラ醬油ができる。
冷蔵庫で1週間保存できる。
イメージ 6
レバ焼用にレバー130gを、胡麻油小さじ1に
なじませておき、
レバニラ玉の材料を準備する。

ニラ半束(50g)の地付き寄りの白い部分だけきざみ、
残りの葉の部分は6cm切り、
レバー50gは1cm幅に切り、軽く塩コショウしておく。

卵1個には、醬油小さじ1を溶き混ぜる。
イメージ 7
胡麻油に浸けたレバー130gを、中火で4分炒め皿に盛り、
ニラ醬油大さじ1をかける。
イメージ 8

次はレバニラ玉、
油小さじ2を熱し、
ニラ(きざみ)→レバー→ニラ(6cm)
の順で痛め、醬油入り卵を炒め合わせて完成。
イメージ 9
元気は口から入れる。
イメージ 10
 さあ、インフルエンザ、
掛って来い。

某老シェフ
2016/12/16

                         またみてね(^-^)/p

                        rsnもみてね(^-^)/

                      うらぽつうも見てね(^-^)/