
「茄子のカレーあんかけ」
酒肴「今宵のつまみ」四十六、 by rouchef
「コウゾー親分の思い出」
独りガラス「ポー」の言い分
カラスの眼(57) 老人少年rsn 著
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ぽんこつ通信電子版第九十八号
ぽつう98by rouzinsyounen‘s…
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ナイスのクリックも下さいませ(^-^)/ potuu 配信ほんぶ 2016.10.7
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ご覧頂き、有難うございます。爽やかに晴れました。空は高く乾いた風は昨日とは逆に北よりに変わり、28度の気温を不快に感じさせません。
空気が美味しいと、ご飯も進み、お酒もおいしく頂けます。食欲の秋到来ですね。沢山食べて、沢山呑んで、秋の夜長も良く眠れます。趣味にも仕事にも盛が出ます。お天気は、行楽や行じ、外の仕事に限らず、全てに影響しますね。秋は、天気がよければ、本当に気持ちの良い季節だと思います。
お陰さまで、弊紙訪問者数は1200件様を突破しました。今後とも、ご愛読、宜しくお願い致しますます。
potuu 配信ほんぶ 2016.10.7
「コウゾー親分の思い出」
独りガラス「ポー」の言い分
カラスの眼(57) 老人少年rsn 著
「ポー」の庭

カラスの眼 第57話本編
「コウゾー親分、お早うございます。」
ぼくの巣のある東遊歩道のヒマラヤスギから、親分の棲む南遊歩道の大ヒノキまで、100m程の距離だけど、親分がぼくの家へ直接来るのは、ぼくの記憶では初めてなんだ。死んだ父ちゃんとは、親友で仲良しだったから、昔、毎日来てたのは、話で聞いていた。
「ここへ来るとガキの頃を思い出すよ。遊ぶのに夢中で、ポーの父ちゃんと一緒に、悪さばかりして毎日叱られてたぜ。ここは、色んな思い出のある、懐かしい場所なんだよ。」
ため息の様に、親分は言った。「へー、そーなんだ。小さい頃は、親分もいたずら小僧だったんだ。」ぼくが言うと、「いたずらコウゾー、なんて言われてたぜ。」少し照れ臭そうに親分はそう言って、話を続けたんだ。
「お前達も、まだまだ遊びたい盛りなのに、公園の事や群れの事で、大人と一緒に働かせてしまって、気の毒に思っているんだ。だから、今日の寄り合いだって、まだ早いと言ったんだが、お前達を頼りにしてくれる、二セクロさんの気持ちが嬉しくて、出てもらう事にしたんだ。すまないが頼むぜ。」
「任せてよ親分。ぼくらは頼りにしてもらえるのが、とっても嬉しいんだ。みんなと一緒に仕事をするのが、一番楽しいんだよ親分。」ぼくがそう言うと、親分は嬉しそうにカーって笑ったんだ。「カラスからは、オレとお前達のほかに、カンタの母ちゃんとカーキチのお祖父ちゃんも来るぞ。」、「へー、カー子叔母さんと、あのおっかないカンゴロー爺ちゃんも来るんだね。」ぼくが言うと親分は、「そうさ、カーキチのお祖父ちゃんは、オレの一代前の親分だからな。」、と言ったんだ。そんな偉い長老と一緒に、大事な寄り合いに出ると思うと、だんだん緊張して来るんだ。
「さあ、そろそろ行こうか。場所は野球場横の、排水口の所だ。おれ達がキタナギを救って、ハクビシンとの戦いを終らせた大事な場所だ。」バサバサー、ぼくと親分は、排水口に向かって、朝の公園を低空で飛んだ。
ザザザー、動き出した噴水の上を、滑るように通過する下を、親方とグレトラが元気に走ってくる。
バサバサシュー、「おはよー」カーキチが横に並ぶ。「朝からご苦労だな。」、と、カンゴロー爺ちゃんも合流して排水口の手前に降りた。すぐ横のトウカエデから「おはよー」と、カンタ親子も降りてきたんだ。
続く
「ポー」の庭

名古屋 千種公園 rsn
Rouzinsyounen
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potuu 配信ほんぶ
「茄子のカレーあんかけ」
酒肴「今宵のつまみ」四十六、 by rouchef

野菜が高い、しかし食いたい、大きな茄子、3本200円と言うのを買ってきた。本当に随分でかく、1本180gもある。これを1本、ひと口大の乱切りにし、合挽き100gと一緒にフライパンで炒める。挽肉に火が通ったら、水200ml、醬油、みりん、だしの素各小さじ2を入れて3分煮る。
カレー粉小さじ1、片栗粉大さじ1、水大さじ2でカレー粉入りとろみ液を作り、火を止めたフライパンに回し入れてかき混ぜ、もう一度火をつけ、しっかりとろみが着いたら完成だ。

やはりカレー粉は、魔法の粉だった。