
「とりわさ」
鮮度の良い笹身はまずこれ
酒肴「今宵のつまみ」四十三、 by rouch
「公園を守る仲間の力」
独りガラス「ポー」の言い分
カラスの眼(54) 老人少年rsn 著
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ぽんこつ通信電子版第九十五号
ぽつう95by rouzinsyounen‘s…
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ナイスのクリックも下さいませ(^-^)/ potuu 配信ほんぶ 2016.10.4
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この日曜日、久しぶりに夕焼け雲を見ましたが、夕焼けのジンクスははたらかず、月曜日の名古屋は、朝から相変わらずの雨です。
夕焼もダメなら、テルテルボーズも期待は出来ませんね。
農作物の日照不足も、問題化して来ています。秋晴れが待たれますね。
potuu 配信ほんぶ 2016.10.4
「公園を守る仲間の力」
独りガラス「ポー」の言い分
カラスの眼(54) 老人少年rsn 著
「ポー」?

名古屋 千種公園 rsn
カラスの眼 第54話本編
トンビは夕暮れの北の空に、小さな黒い点になって消えていった。
思わず見とれてしまう、真っ赤な西の空は眩しいけれど、真下に見える街は、もう夕闇の中だ。公園に戻ると、もう、コウモリやハクビシン達の活躍する時間で、カラスの時間は既に終っていたんだ。
バサー、バサー、バサバサー、次々と噴水の周りに着地したぼく達は、緊張で乾いたのどを潤したんだ。中でも、自分からおとりを買って出たカーキチは、溺れるほど、池に首を突っ込んで水を飲んだ。「なーにヘッチャラサ」、と話は元気だけれど、もうヘトヘトなのが、カーキチの足と心声の震えで、ぼくには分かったんだ。
「ありがとう兄弟。」、やってきたのは、コウモリの長老、クロサク爺さんだ。
「また世話になっちまった。」ハクビシンのキタナギ親分も、ぼくらカラスにお礼を言いに、駆けつけて来たんだ。
「夜はおれ達が公園を守る番だから、みんなゆっくり休んでくれ。蛇やワン公が悪さをしたら、すぐに知らせる。ニセクロさんとも協力して、夜の公園をしっかり見張るぜ。」、今まで恐れていたハクビシンの、親分のこの言葉は、今のぼくには、むしろ心強かったんだ。コウモリのクロサク爺さんも、アオダイショウの動きを見張ってくれる。
こうして、夜は、以前よりずっとゆっくり休めるんだ。そしてその分、昼間しっかりと、みんなの為に空からの危険に備える事ができるんだ。
「カンタ、お帰り、みんなもご苦労様だったね。もう何にも見えないねえ。」カー子叔母さんだ。「カーキチは大変だったね。トンビのやつ、まんまと引っ掛かってあんたを追っかけたのを、下からも見ていたよ。」、おばさんは、ぼく達の活躍を下から見て、応援してくれていたんだ。今日のカーキチ兄貴の活躍は、ぼくもみんなに宣伝して歩きたいほどの気持ちだったので、下から、仲間が応援してくれるのは、とっても嬉しいんだ。
「俺たちも見ていたぜ。全くたいしたもんだ。完璧なスクランブルだし、無駄に喧嘩を仕掛けたりしないで、上手にトンビを追っ払った。」にセクロ親方に、こんなに褒めて貰えるのは、すごく嬉しかった。特に、コウゾー親分の言い付けどおりに、公園の守りを第一に、トンビを追い払ったのを、親方がちゃんと見ていてくれていたのが、ぼくには最高のご褒美だったんだ。
「完璧だったな。オンミョウ親分も感心していたぜ。」そういって、真っ暗な公園に戻ってきたのは、コウゾー親分だ。清明山に、連絡をしに行ってくれていたんだ。なるほどとぼくは思った。
続く
「ポー」?

名古屋 千種公園 rsn
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potuu 配信ほんぶ
「とりわさ」鮮度の良い笹身はまずこれ
酒肴「今宵のつまみ」四十三、 by rouch

鮮度の良い鶏の笹身を入手したら、とりわさがいい。
1,5L以上のたっぷりの水(塩一つまみ)を、ぐらぐらに沸騰させ、新鮮な笹身2本(70g位、筋なし)を30秒湯引き、冷水に取り、しっかり冷やす。
キッチンペーパーで水気を取り、1本を4~5切れに切り、カイワレで床を仕立てた皿に盛り、ワサビを添える。酒は、勿論辛口の冷が良い。

某老シェフ