「マグロ大当たり(右中間三塁打級)報告」イオンナゴヤド-ム前店鮮魚部/台湾産(インド洋海域)きはだまぐろ(解凍)170g¥436(税込み)の件
酒肴「今宵のつまみ」十八、 by rouchef
「カー子叔母さんの辛い記憶」
独りガラス「ポー」の言い分
カラス(29) 老人少年rsn 著
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ぽんこつ通信電子版第七十号
ぽつう70by rouzinsyounen‘s
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ナイスクリック下さいませ(^-^)/potuu 配信ほんぶ 2016.8.30
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ご覧頂き、有難うございます。北日本東方に偏った夏の高気圧がまだそのままで、今年の夏は、終わってしまいそうです。例年なら、すっぽり日本列島を覆った高気圧の縁を、朝鮮半島から日本海、東北を通り三陸沖に抜けるのが、夏台風の定番コースですが、台風10号は、南海上に出来た広い低圧域と、南下傾向の寒冷渦の影響で瞑想しました。今日(30日)にも、逆に太平洋側から東日本に上陸し、月末から9月1日にかけ、中国東北部に達すると言う、異例のコースが予想されています。勢力も「非常に強い」を維持しているので、その地方では十分な注意と備えが必要です。
夜は虫の声も聞けるようになりましたが、お天気も体調管理も気が抜けない、そんな夏の終わりになりそうですが、どうかお元気にお過ごしください。
                      potuu 配信ほんぶ 2016.8.30

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「マグロ大当たり(右中間三塁打級)報告」イオンナゴヤド-ム前店鮮魚部/台湾産(インド洋海域)きはだまぐろ(解凍)170g¥436(税込み)の件
酒肴「今宵のつまみ」十八、 by rouchef

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「今宵のつまみ」十八
幸運は当てにしない、ただ注意を欠かさない事が大切だ。土曜日にナゴヤドーム前のイオンモールーで散髪をした帰り、イオンの食品売り場へ寄った。いつも欠かさないマグロ売り場のチェックで、「今日のはイイゾ」、と直感した。
半解凍のマグロの表面の光り方に、脂っこいギラギラした光沢を感じ取った。これを見分けるスケベな目を養うには、ある程度の経験が必要だ。「上達」とは、「失敗と改善の繰り返し」を、短く言い換えた言葉に過ぎない。
すぐに品選び開始。軟骨を取り除いた跡の切れ込みのある、カマに一番近いところ、カマとろの部分を見つけとりあえずカゴに入れ、売り場から少し離れて品物をチェックする。良い。最近ではトップクラス、三塁打級の当たりだ。

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赤みなら凍ってしまう、我が家の冷蔵庫の一番効く所で,約30時間置いた日曜日の夕刻、ラップをはがすと、完全に溶けているがドリップ(解凍汁)が殆ど無い。近年の船凍技術の高さもあるが、充分な脂のノリを証明している。

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細かい筋肉繊維と脂肪分が集中するこの部位は。身崩れし易い大トロとは違い、身がしっかりとしていて弾力もある。包丁が脂で光る。

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皿に床を仕立て、造りに盛ると色艶抜群で見栄えも良い。

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多めのワサビをのせて口に入れる。カマトロ独特の歯応えの後に、あっさりとした脂の旨味がサラリと広がった。キハダでも、たまにこの様な番外の大当たりに出くわす。キハダだろうがメバチだろうが当たりは当たり、たとえ本マグロでもハズレはハズレなのである。ヨダレ注意。
                          某老シェフ

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「カー子叔母さんの辛い記憶」
独りガラス「ポー」の言い分

 カラス(29) 老人少年rsn 
   「ポー」の庭
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     噴水 名古屋 千種公園              rsn                                    

カラスの眼 第29話本編
夜には虫の声も聞えて、少しだけ秋らしくなったけど、昼間は今ぐらいの時期が、一番暑い様に感じるんだ。それでも、今までカンカン照りの噴水池の所にいた分、林の木陰に入ると、吹いてくる風が気持ち良い。
「この話ばかりで悪いけど、ハクビシンの事だがなあ、」二セクロ親方が言うので、僕が、「そんな事あるもんか。僕等カラスには凄く大事な事だよ。親方の知恵で、カラスがどれだけ命を拾うか分からないんだ。」、と言うと、「そうか、それなら聞いてくれ。」、と親方は話しを始めた。
「夕立って言うのは急だから、奴らもドッと降り出してからでは間に合わない。雨が来る少し前には動き出すはずだ。オレ達も、風の匂いが変わったら急いで、野球場の所の、例の格子蓋から出て来る連中を、監視しなくちゃいけない。」                    
猫の縄張りの事もあるけど、今度の、ハクビシンがトウカエデに登れないのを確かめる事は、殆どカラスの巣だけの事なのに、猫の親方が、こんなに一生懸命になってくれるんだから、絶対にぼくらも頑張らなきゃいけないんだ。                     
「親方もグレトラもぼくらの為に、本当に有難う。すぐにコウゾー親分に話をして、今度雨の匂いがしたら、みんなで手分けして、あっちやこっちの樹の上から、奴らをしっかり見張るよ。」、と僕が言うと、グレトラが、言った。「それなら俺たちは、少し意地悪をして、わざと奴らをトウカエデの方へ追い立てるぜ。それでも登らないとなりゃ本物だ。」                                    ぼくもグレトラも、ニセクロ親方も、同じ光景を頭の中に映し出しているのが、お互いの心声が共鳴しているので分かった。     
「オーイ、羽根づくろいはやっと終ったみたいだな、ポーのモジャモジャはひどかったからなあ。」、そこへカー子叔母さんとカンタ兄さんの親子を連れ、コウゾー親分も一緒に、カーキチ兄さんが戻って来た。
「クスノキの婆さんに聞いたよ。朝からいつものスズメの相手で退屈していたら、ポ-とカーキチが相手をしてくれて、助かったって喜んでたよ。」親分がそんな事を言うから、僕は説明したんだ。
「それはだいぶ違いますよ親分。最初は髄分嫌がられたのを、無理やりお願いしたり、大婆ちゃんは物知りだって持上げたりして、無理に色々教えて貰ったんだ。」
すると親分は、「何にも分かっちゃいねえな。ああは言うけど、大ばあさん はオマエらが可愛くて仕方がないんだ。時々は顔を出して、喜ばせてやらなきゃいけねえ。」、と笑った。ぼくとカーキチ兄さんは、少し首をかしげながら、それでも親分が言うんだから、そうしようと思った。
「ところで、例のトウカエデの話だ。」、と親分が言うと、「もしそうなら凄い話だよ。」、とカー子叔母さんが強い心声で続けて言いかけて、言葉がつまったんだ。「もっと早くに分かってりゃ、」       
カンタがまだ卵の中にいた頃、カンタの父ちゃんと、もう一つの卵も、キタナギの手下に食い殺され、カー子叔母さん独りで、まだ飛べなかったカンタを守り抜いたんだ。
「カー子、気持ちは分かるが、済んじまったことを泣いていても、一つも良いことは起きねえんだ。まだはっきりはしないが、野球場に一番近いおまえの所だけでも、みんなで手を貸すんで、引っ越しちまうってのはどうだ。」と言う親分に済まなそうに答えて、
「いいのかい、すまないねえ。」と、カー子叔母さんが言う頃には、気の早いカーキチ兄さんが、あっという間に6羽の若いカラスを集めて戻っていた。
「よし、下の見張りは任せろ。グレトラ、枝の一本でも落としちまったのがあれば。拾っておけ。どれもカンタの父ちゃんの大事な置き土産だ。」二セクロの親方も、協力を買って出てくれたんだ。よし、話はカンタのうちの引越しをかたづけてからだ。       
 続く                   

       「ポー」の庭
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