生ビンチョウ大ネタにぎり/すしぽ(三)

Ponkotutuusin

 

すしぽ

(三)

　　 ぽつう 　　

no88

2019.7.31

生ビンチョウ

大ネタにぎり

Susipo

紀州、紀伊勝浦、生ビンチョウ、

大ネタにぎり10貫

 

生マグロ水揚げ量で、日本一を誇る紀伊勝浦、

和歌山県、紀伊半島の伊勢湾側に位置するこの漁港に、

最も近い大都市が、ここ、名古屋なのである。

築地、あ、いや豊洲行きの、最高級本マグロを除けば、

上質で鮮度のよい生マグロの入手は、

比較的容易で、しかも安価だ。

近所の、いつもの鮮魚店で、

色味の良い生ビンチョウ、約230gを購入した。

 

朱から薄桃色への変化が美しい。

このグラデーションを、逃がさず握りたいが、

その分ネタが長くなる。

取れるネタは、大ネタで10貫分と踏んだ。

 

｢一合20貫握り｣なので､米半合分の飯を酢飯にした。

 

美しい身を大きく切って、贅沢に握った。

 

味も色も形も、

美しい寿司になった。
 

6分で完食した。

 

 

 

印

５個

 

 

 

 

 

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