Ponkotutuusi

小鯵の酢洗い

 

   ぽつう   

no69

2019.7.12

某老シェフのれしぴ

(0061)

小鯵の酢洗い

 

  


  一時、姿を見なかった福井の小鯵をみつけた。季節だ。

三枚におろした半身が、丁度、鮨一貫分ぐらいの大きさ、

型も鮮度も申し分ない。これを見逃す手はない。

 

 

後頭部を切断し、頭と腹わたを一緒に取り除いて、

腹の中をきれいに水洗いする。

これをしておくと、まな板が汚れず、後の仕事が楽だ。

 

三枚におろし、腹骨を取り、皮を引く。

 

表(皮側)を下にしてザルに並べ、塩を多めに振る。

多めの、塩一つまみを、左てのひらにひろげ、

それを右手で払い落とす様に振る。これを3~4回やって15分おく。

 

 

酢100ml、砂糖、醬油各小さじ1で「洗い酢」を作る。

 

皿にカイワレと陣笠大根で床を仕立てる。

 

塩を振り15分経った鯵を、洗い酢に1~2分浸ける。

 

三河の香りの良い小生姜をおろし、

ガリを添えた。

 

皮を引いても、皮目がキラキラ光って、

鮮度の良い証だ。

 

さあ、呑もう!

 

酒飲みには悔しい話だが、

白い飯との相性、トップクラスだ。

 

 

でも、

 

やっぱり、

 

常温の辛口がいい。

日本酒 照れ チョキ

 

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