アトピー性皮膚炎の痒みのメカニズムの中で重要な鍵を握るのが皮膚の厚さです。
本来、皮膚は皮脂膜、表皮、真皮、皮下組織で構成されています。
これが皮膚の本来の姿であれば、水分は表皮に蓄積されます。
ということは、表皮に十分な厚さがあるということです。
また、真皮がしっかりとしていれば、さわった感じもしっとりとしていて透明感もでてきます。
さらに重要なことは皮膚が厚ければ、毛細血管を十分に張り巡らせることもできるということです。
逆に皮膚が薄いと皮膚にある毛細血管は貧弱とならざるを得ず、血流量が足りなくなります。
そのため、炎症が起きてしまうのです。
マクロファージのような免疫物質は、血管を通り、血流によって送られてきます。
その血流量が足りなかったとしたらどうなるのでしょう。
当然のことながら、十分な免疫力が確保できずに負けてしまうわけです。
皮膚の厚い人は比較的炎症反応に強い傾向にあります。
毛細血管の血流量が豊富な為です。
そのため、アトピーになる人は皮膚が薄い人が多いようです。
アトピー患者の皮膚をさわってみてください。
皮膚に透明感がなく、くすんでいる。
さわった感じも砂のように乾燥しており、もちっとした感触がない。
それは皮膚が薄く、血流量が足りないためです。
皮膚が薄くなる原因
では、なぜ、皮膚が薄くなってしまうのでしょうか。
その背景には、遺伝の関係も確かにあります。
もともと皮膚の強い家系か弱い家系か、その差はあるでしょう。
しかし、原因はそれだけではありません。
例えば、胃腸が弱ければ、皮膚はどうなるのでしょう。
当然、栄養豊かな血液がつくられず、皮膚細胞にみずみずしい活力を与えることはできません。
厚い皮膚を形成することもできないということです。
しかし、一番の問題は、最近よく言われているように〝ステロイド外用薬の使用〝です。
ステロイド外用薬は、使用すればするほど、皮膚を薄くするのです。
まず、ステロイド外用薬を塗ると皮膚表面の皮脂膜がなくなります。
その使用が長期化すると、今度は、真皮の部分まで障害を受けるようになります。
するとどうなるのでしょうか。
真皮にある毛細血管まで障害をうけるでしょう。
そうなれば、当然のこと、血流量はどんどん減り、皮膚は薄くなります。
さらに汗腺にも影響が出て、汗がでにくくなってしまうのです。
ステロイド離脱が必要なのはこのためなのです。
ステロイド薬には、確かに痒みを抑える効果があります。
使い方さえ間違わなければ、有効な対処法となります。
しかし、現実を言えば、どうしてもステロイド薬に頼りがちになるのです。
アトピーの痒みは人の冷静さを失わせます。
かゆくてかゆくて眠れないときなどは、ついステロイド薬を塗ってしまう。
お子さんが苦しくて泣いている時などは、なおさらでしょう。
しかし、その慣用と長期化が皮膚をどんどん薄くし、悪化させてしまうのです。
結果、アトピーから抜け出せないばかりか、症状の悪化にも繋がってきます。
皮膚のサイクルついて
皮膚は四週間で生まれ変わるといわれています。
これが〝皮膚再生サイクル〝です。
たとえ、どんなに手ひどく打撃を受けた皮膚でも、厚くする努力をコツコツと重ねていれば、必ず皮膚は厚くなります。
そして皮膚が厚くなれば、炎症にも勝つ免疫力が養われていきます。
胃腸機能という〝内〝側からの強化とともに皮膚を厚くするという〝外〝からの改善ルートも作りましょう。
皮膚の弱点を正すことで、アトピー性皮膚炎完治への道を作っていきましょう。
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