『チェ 28歳の革命』鑑賞 | トモエスタ セニョリータ!

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昨日の収録時に、テルさんが今月末にキューバに行くと聞いたからではないけれど、カストロと共にキューバ革命を成し遂げて未だにカリスマ的存在となっているチェ・ゲバラの映画を観に行く。

原題は『CHE part 1』

そう、『2』は今月末から公開なり。

まずは、年配の方々が客席に目立つ。

映画に先駆けて、チェ・ゲバラの簡単なプロフィール紹介が日本語で行われる。

・・・・・おいおい、これって『レッドクリフ』の『三国志・赤壁の戦いへの道』みたいな日本向けの解説と同じかよ!? ジョン・ウー監督はその解説をつけることに快諾したわけではないと聞くけれど、果たしてスティーブン・ソダーバーグ監督はどうだったのかな?
『セックスと嘘とビデオテープ』以来のソダーバーグ監督ファンであるわたしは、そんな心配もしつついよいよ本編へ。

ベニチオ・デル・トロは、チェを演じるに当たり25キロもの減量をして臨んだとか。 写真で見るチェ・ゲバラになんとなく似ている。

アルゼンチンの裕福な家庭に生まれ医師になったチェは、放浪癖があり、先のクーデターに失敗してメキシコに亡命潜伏していたキューバの弁護士フィデル・カストロに出会い、共鳴し、アメリカ資本と癒着して自分たちばかりいい暮らしをして国民に貧困を強いている政府を倒すべく、キューバに乗り込む。

道なき道を進むゲリラ戦となるこの行軍は、決して派手な戦闘シーンがあるわけでもなく、むしろ淡々と映画は進んでいく。

カストロに認められたチェはリーダー格となり皆を引っ張る。

果たしてキューバ革命は成功・・・・ここで映画は終わり。続きはpart2で・・・・・となる。
カンヌ映画祭では、20分の休憩時間を挟んで一挙に2本公開されたと聞く。
どうせならそういう見方をしたかったなぁ、長丁場だけど2本連続で観たい方は割引き料金で一挙公開!!!てな具合にはいかなかったのかしら。

そういう手法も考えてみてください、配給会社御中。m(_ _)m