この4月から子供たちは毎週土曜日の日本補習校にも通い始めました


補習校は4月から新学年新学期なので、当然ながらクラスでは一番の新入りという立場から始まるため色々心配もしていたのですが、少人数かつクラス固定なので周りの子と話す機会が多いらしく


皆んなと友だちになれそうだよ☺️


と娘さんも居心地がよさそうで一安心

(息子くんは速攻で誰とでもフレンドリーなので書くまでもなし)


一月から通い始めたインターはカリキュラムや設備環境がとても良いのですが、G8からは大学生のように個人で履修する科目ごと時間割を組むシステムなので、その学年以降の新入生にとっては、既に出来上がったコミュニティに単身みずから飛び込んでいく度胸とコミュ力がないと友達づくりや馴染むことがすごく難しい…

というところまで下調べが至らずに、結果娘さんに強烈な苦労を強いることになってしまったのですが、紆余曲折ありつつも少しずつインターでのペースが出来かけてきたところでの、この居心地良さげな補習校が加わり、ようやく赴任地での生活も軌道に乗ってきた感じです


で。

今週の補習校が終わり迎えの車に乗るやいなや開口一番


「今日からクラスに新入生がきたよ!」


4月も数週間が過ぎて中途半端な時期だなあ、でもまた新しい友達候補が出来そうで良かったのかな、と思っていると若干興奮気味の娘さんが、TAIGAという名のその新入生について色々と話をしだしました


USで11年、日本で2年、そこから先月まで一年間にわたり親と世界一周旅行をして、4月から当地に辿り着きインターと補習校に入ったこと


旅行中は北南米、欧州、中東、東南アジアを周り、家族会議の結果、一番生活がしやすいという理由で当地での生活を選んだこと


特に当地の食べ物は世界一美味しいと家族全員で意見が一致したことが決め手になったこと


などなど…

なんか、とてつもなく規格外なやつ、、


一年間の旅行って、、義務教育どうなってんの?という疑問が先ず出てくる自分は時代遅れの先頭打者なのでしょう


これまでの娘さんといえば、とにかく赴任地の全てが好きになれず、目下嫌いな国ナンバーワンの勢いでしたので、一年かけて世界を見てきた同世代の子から「ここが世界一」と教えられたことが、良い意味で驚きだったようです


親から色々話しても全然響かなかったのですが、お友達のたったの一言で意識も変わるものなんだなあ、、


渡航以来、頑として一切食べようとしなかったローカルフードも、TAIGAが美味しいというなら今度食べてみようかな、、と驚きの言葉まで出ました


すげえな、TAIGA、、


一年間かけて世界一周したからこその説得力、、

しかもその歳で。。


こんな規格外な友人が出来そうなことに親としても興味津々です


こんな子がこれからのグローバル社会を支えていくのかな…

ぜひ色々お話を聞いてみたいものです