羅希目線____
羅希「ねぇ班長、ちょっと昔話しない?」
ふとそういってみると班長は動きがとまる。
蒼桜「いいよ。」
羅希「あの時のこと覚えてる?先輩たちがなくなった日のこと・・・」
蒼桜「うん。鮮明にね。」
ゆっくりと記憶の紐を解くように話し出す
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くるみ「羅希ちゃん緊張する?」
羅希「はい・・・やっぱり戦争前はそわそわしますね・・・」
くるみ「大丈夫よ(笑)キリトと蒼桜君なんてずっとそわそわしてるしww蒼桜くーん!!!!!」
蒼桜「なんですか?」
くるみ「そわそわしてるねw」
蛍「神咲~まだ戦場になれないのかぁ~」
梅太郎「蛍(ケイ)。」
蛍「はいはいww」
晴人「サク、東行(とうこう)無駄口たたくな」
くるみ「了解!キリト班長w」
そんな感じでだべっては桐谷先輩に怒られるのがうちの班の戦争が始まる前の風景
まぁ戦争が始まったらそんな余裕はなくなるんだけど。
今日の戦争も必死に敵をなぎ倒す。
いつもの戦争。
晴人「一旦退却だ!」
遠くから響き渡る声
羅希「はい!」
と叫ぶように返事して馬の向きを変えようとした時・・・
羅希「うっ!」
落馬したと気づくまでに時間がかからなかった。
敵がその間に詰め寄ってくるのがゆっくりと見える
刀を握ろうと思ったら
「っ!な・・・い・・・」
あ・・・落馬した時に手から離れたんだ・・・
すると
晴人「おい!うちの後輩に何しやがるんだ!クソっ!」
羅希「桐谷先輩・・・」
くるみ「そうそう・・・うちの可愛い女の子に手を出さないでくれるかな・・・?」
蛍「桜先輩も女の子じゃないですか(笑)?」
くるみ「生物学上は(笑)?なーんてねw」
と先輩たちが集まってくる。
梅太郎「いいか。それ以上近づくことは許さないからな。」
と敵を近づかせないようにしている姿も見える
晴人「蒼桜!羅希連れて先に退却しろ!班長命令だ!」
蒼桜「」
晴人「蒼桜!」
蒼桜「はい!羅希」
と私は蒼桜君の腕のなかにすっぽり収められ馬に乗せられる
羅希「蒼桜君・・・先輩たちが」
しがみつき訴えると蒼桜君は目をそらし
「上官と先輩の命令は絶対だから・・・」
と唇を噛んでいる
蒼桜「先輩!ご武運を!」
だんだん馬が離れていくと共に意識が遠のいていく
爆音と共になまぬるい空気と土の臭いが一気にくる・・・これは爆発!
蒼桜君がとっさに振り返り口を開ける
私は蒼桜君が盾になり全然見えない
羅希「どうしたの?」
蒼桜「くっ・・・大丈夫だよ・・・」
とわざと見せないようにして、さっきより強く強くまるで手放さないように抱きしめてくる
蒼桜君の臭いと土と血の臭い・・・
そのまま気がついたのは救護室の中だった
蒼桜「羅希!!」
羅希「蒼桜・・・君?」
蒼桜「よかった・・・」
羅希「蒼桜君泣きそう・・・」
蒼桜「な、泣きそうになんか・・・っなってないよ////」
羅希「なってるよ(笑)・・・そういえば先輩たちは?」
その瞬間蒼桜君の顔色が変わり、目をそらされた・・・
わかりやすいやつ。
羅希「連れて行って」
蒼桜「え?どこに?」
おどろくほど暗く低い声で聞いたせいか蒼桜君は私の重いをくみとってくれない
羅希「先輩たちのところ」
車椅子に乗って連れて行かれた場所はなんとなくわかってた
入った瞬間に暗くどんよりとした空気に包まれる
泣き叫ぶ声・・・
毎回戦争後のこの部屋は息がつまりそうになる
とある白い布をかけられているところの前でとまる
あぁ・・・
蒼桜「先輩方は素晴らしい・・・っ最後だった・・・」
羅希「蒼桜君・・・」
蒼桜君は車椅子ごしに抱きしめて声を押し込めていたけど泣いていることはバレバレだった。
羅希「泣かないで・・・私のせいなんだから・・・」
私があの時に落馬していなかったら・・・
蒼桜「羅希のせいじゃない!・・・戦争のせいだ」
羅希「私が落馬したから」
と蒼桜君の腕をつかむ
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蒼桜「大丈夫?」
羅希「うん。もう向き合うことにしたから」
蒼桜「強くなったね」
羅希「そう?もしそうなら凛音のおかげかな。ねぇ、蒼桜君。凛音に告白するの?」
蒼桜「っ////」
羅希「まぁ、私の勘違いならいいんだけど・・・
もしOKもらえたらわかってるだろうけど凛音のこと守ってあげてね。
私との約束。」
蒼桜「うん。」
と二人でペットボトルをあわせる。
これでいいよね。