凛音「雨梨先輩!」
雨梨「久しぶり。頼まれていたもの買いに寄ってから行こう。」
凛音「はい!えっと…確か羅希先輩からのメールだと"自分が好きなお菓子適当に買ってきて"ってことでしたよね?」
雨梨「うん。ジュースとか料理の材料とかは三人が買ってきてくれるみたい。」
凛音「そうなんですか!」
と言いつつお菓子を選ぶ凛音…
ちゃんとみんなの好みも考えて買ってるな…
和菓子、洋菓子満遍ない上に甘いものも辛いものもきちんと買ってるから偉いな…
まぁ、奇龍と僕が担当なら本当に奇龍の好きなものを買うことになるだろうし、上手い人選だな。
買い物を済ませて外に出ると陽の光がジリジリと肌にくる。
ラボにこもりすぎたかな…
アイス溶けないかなぁ~って言いつつ保冷剤や氷を入れまくった買い物袋を除いてくる凛音…
なんか少し会わない間に雰囲気変わった?
凛音「羅希先輩と奇龍先輩の家だ!」
そっか…凛音は初めてか。
雨梨「百鬼です。」
「あっ!雨梨と凛音!玄関開けたから入ってきて!」
といういつもの元気な声…奇龍だな。
雨梨「お邪魔します…」
凛音「お邪魔します!」
奇龍「いらっしゃい!!」
凛音「あっ!真っ黒ですけど、海行ったんですか?」
真っ黒でいかにも"夏休み中遊んでいました!"となっている奇龍…
奇龍「ついてすぐに悪いんだけど、雨梨数学の課題と化学の課題やった?」
あー出たよ。
雨梨「まだやってないの?」
目が泳いでる
やってるわけないよね…去年も確かやってあげたし。
雨梨「後で見てあげる。」
奇龍「マジありがとっ!!」
凛音「ところで三年の二人は?」
奇龍「俺が課題やってねぇーから二人で買い物に行ったぜ!」
雨梨「なら早く奇龍の課題終わらせないと…」
奇龍「はーい。凛音課題は?
凛音「もう終わらせました!まだ終わらないぐらい二年生は課題あるんですか?」
雨梨「いいや。一年と変わらない。奇龍がちゃんと毎年やってないだけ。」
奇龍「雨梨!後輩の前でバラすことないだろ!!」
雨梨「いいからやるよ。」
奇龍に久々のスパルタ勉強会をしてる間に気づいたら凛音が寝てた。
奇龍からかける物もらってかけようとした時に…
あれ?痣?
少し変な位置に痣がある気がする…
学校の実習でもこんな痣できないのに…
奇龍「あー!無理!雨梨ー!」
根をまたしても上げた奇龍の世話をすべく戻るけどどうしても痣が気になった。
蒼桜先輩に報告すべきかな…?
羅希「本当雨梨ごめんね!」
雨梨「大丈夫。毎年のことだから。それにこの時間で化学終わらせたのは奇龍の集中力のおかげだし。」
奇龍「へへっ////」
雨梨「でも、ちゃんとコツコツやらないのがいけないけどね。」
凛音「あげておろされてる(笑)」
羅希「もう、本当うちのこの脳筋がごめんね。うざくなったらいつでも海に沈めちゃっていいから!」
奇龍「ちょっ!俺の扱い酷くね!?」
そんなこんなで僕が奇龍を教えてる間に三人(というか主に羅希先輩が)ご飯作ってくれていたみたいだ…
凛音「羅希先輩の噂のオムライス食べてみたかったんだ♪」
お店で出せそうなくらいの大きさのオムライスが5人前に各自にスープにサラダって…
蒼桜「相変わらず羅希は何でも器用にこなすよな(笑)
じゃあ食べよっか!
いただきます!」
「「「「いただきます!!」」」」
羅希目線___
食事中の話題は夏休み中の話。
三年は推薦の書類とかで忙しかったこと
雨梨はラボに籠っていたこと
奇龍は地元の友達と遊びまくったこと
凛音は実家に戻ったこと
を話した
そして…
凛音「報告があります!」
奇龍「おっ!」
凛音「私、夏休み明けたら寮を出ておじいさん達と暮らそうと思います」
奇龍「えっ!!」
雨梨「っ!」
凛音「一緒に暮らそうって言われて暮らしてみようと思って!」
奇龍「えー」
凛音「なんでそんな顔するんですか?」
奇龍「寂しいし!」
雨梨「僕も…」
羅希「そーだね。でも凛音が決めたことなら応援しようよ!」
蒼桜「またこうやってみんなで集まればいいし!」
明るく振舞ってるけど蒼桜君は大丈夫かな…
まだまだ夜は続く