その後数日間はいつものグダグダだけど楽しい時間が過ぎ、夏休み明けの登校日になった。
羅希「凛音、いよいよ明日からだね。」
明日から凛音は通学生になる。
凛音「大変お世話になりました!」
羅希「そんな、いいよ!班の先輩であることには変わりないし!」
さみしくなるな…
そんな話をしていたら凛音の肩に何かあるのが見える。
羅希「凛音、ごめん動かないで」
すっとその何かを見ようとすると自然と見せないように体を動かす凛音。
羅希「この痣どうしたの?」
肩に大きな痣。
休み期間で帰省してたらできる痣ではない。
消えかけてはいるけど…これはちゃんと聞かなきゃダメだと思う。
下を向く凛音に再度聞く。
答えない。
羅希「実家で何があったの?」
凛音「ぶつけちゃって…」
言いたくないことを無理に言わせるわけにいかないか…
羅希「分かった。一条でもなんかあったら言ってね!」
これは蒼桜君に報告すべきかな…
今の蒼桜君にはそんな余裕ないか…
凛音目線_____
痣消えてないか…
実家から飛び出して蒼桜君の家でバーベキューした次の日、お父さんにかなり怒られた。
当たり前だよね、倒れたのに家飛び出したんだから。
そして今のお母さんがなぜか荷物を取りに次の日一度戻ってきた。
__回想__
優和「おねぇちゃん!帰ってきてたの!?」と飛びつく優和を引き剥がしつつ
綺羅「あんた、帰ってきてたの?」
とトゲのある言葉で言う
会うと思ってなかったから余計に刺さる
凛音「夏休みだから」
綺羅「そう…」
あんまり干渉されなかった…よかった…
優和の着替えとか取りに来たけど、一晩だけ泊まっていくらしい。
お父さんと優和がお風呂入ってる時にリビングで会ってしまった。
緊張からかクーラーついているのに体温が上がって汗がでる
綺羅「あんた、生きてたのね」
凛音「まぁ…軍に入ってもすぐに戦場に行くわけでもないですし、戦争に行ったとしても死ぬとは限らないので」
綺羅「あっそ、お父さんから聞いたと思うけど弟できるから。そしたらあんた余計邪魔になるわね(笑)」
この人はいつもストレスたまると私に当たる。
言葉だけで大体は済むがたまに手を挙げたこともある。
今イライラしてるのは保健の授業でやったマタニティーブルーってやつなんだろう。
綺羅「まだあんたこんな地味で根暗そうな髪型してるのね、恥だわ。」
髪に触れられるのが嫌で避けると余計不快そうに言う
綺羅「本当さっさと死ねばいいのに。」
久しぶりのこの言葉が突き刺さる。
下を向き黙っていたら余計イライラした義母さんが
綺羅「あんたの好きな神咲君、大和らしいわね。お父さんが言ってたわ。お父さん神咲君嫌いみたいね、お父さんあんたを黒軍の関係とは結婚させたくないみたいよ。どんだけ好きであっても結ばれないなんてかわいそうなこと。まぁ、その神咲君も大和ならいつ死ぬか分からないし、似た者カップルなんじゃないの?笑 大和は頭悪い生徒ばっかりだし、みんなで仲良く戦争ごっこして死んでいけばいいのよ(笑)」
…っ!
何にも知らないのにっ!
この人は何にも知らないのにっ!
部屋に入っていく相手を追いかけ、肩に手をかけ…振り返らせ足を引っ掛けようとした瞬間
綺羅「妊婦に手をあげるの?」
動きが止まる。
その隙に逆に技を決められ部屋の床に投げ出される。受け身を上手くとれず肩をテレビの台に強打する。
合気道の有段者だったこと忘れてた…
ふらふらと立ち上がりあざ笑う声を背に部屋を立ち去った…
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あの時の痣は結構色もサイズもすごいもので、隠してきたつもりだったけどばれちゃったか…
蒼桜にぃにもばれちゃってることはないよね?