蒼桜目線____
久しぶりの地元の駅・・・
なんにもない場所だけどなつかしい風景
駅長さん「お!蒼桜!帰省か?おかえり!」
蒼桜「駅長さん、ただいま」
駅長さん「そーだ、さっき迎えに来てたぞ」
蒼桜「ありがとうございます!」
駅をでるとバイクがある
蒼桜「ただいま~」
姉ちゃん「蒼桜おかえり~」
とヘルメットをなげてくる
蒼桜「ただいま(笑)相変わらずだね。で、どうなの?お義兄さんとは」
姉ちゃん「相変わらずよ。あ、そーだ志麻がね蒼桜帰るっていったから実家いるんだけどどーする?」
水瀬志麻さん。名前は女っぽいけど姉の旦那。
姉とは10も違うから姉とはケンカしたこともなく、姉は男勝りだから仲のいい友達のような関係だ。
蒼桜「うーん。一旦帰るけどもしかしたら一度出るかもしれない。」
姉ちゃん「なんで?あー凛音ちゃんか・・・」
姉ちゃんとお義兄さんにしか凛音のこと言ってない。
蒼桜「姉ちゃんさぁ・・・凛音どう思う?」
姉ちゃん「いきなりなによ(笑)まぁあんたからしか話聞いたことないからなんともいえないけどあんたとお似合いだと思うけど?」
蒼桜「そっか・・・」
姉ちゃんのバイクの後ろは気持ちいい。
風をきる音、なつかしい風景・・・
あ、あそこは凛音の家のあたりじゃないかな。
早く会いたいな・・・
凛音目線____
また倒れたのか・・・
と部屋の天井を見つめたまま時間がすぎていく
感情が高ぶると体の力が抜け意識もなくなる。
特に負の感情が強く現れた時はほぼ必ずおこる。
発作が起こるたびに闇に吸い込まれるようでこわい。
まぁ倒れても正直起きたあとはスッキリした感じだから倒れたというよりは寝たという感じなんだけどなぁ・・・
父「凛音はいるぞ。」
凛音「うん。」
父「大丈夫か?」
凛音「うん。また倒れたんだよね?」
父「あぁ。病院にまた検査に行くか?」
私の持病は命にかかわるものじゃないけどその病気の検査などは大病院に行かないとできない。
実家からは遠いなぁ・・・
凛音「いいよ。学校から近いし、学校はじまってから行くよ。」
携帯が光る
通知がはいってるんだ。
父「なにかあったら呼ぶんだぞ。」
凛音「うん。」
携帯には蒼桜にぃの通知だ。
凛音「もしもし」
蒼桜「もしもし、忙しかった?」
倒れてたなんて言えないな・・・
凛音「ううん。どうしたの?」
蒼桜「今家でれる?」
凛音「え?」
蒼桜「忙しかったらいいんだけど・・・」
凛音「出るよ!!」
もしかして・・・
すぐ財布とケータイとバッテリーをもって
凛音「友達と出かけてくる」
父「凛音!」
正直お父さんと今顔合わせていたらまたケンカしそうで家をでる。
蒼桜「えっと門から山降りてきて」
凛音「今降りてる!」
蒼桜「凛音!」
凛音「蒼桜にぃ!!」
蒼桜「凛音いい子にしてたか?」
凛音「うん!」
と頭なでなでしてもらう
蒼桜にぃの手はあたたくてほわほわする
蒼桜「ねぇ、うちの家に遊びにこないか?」
凛音「え?いいの?」
蒼桜「もちろん!」
蒼桜目線__
もちろん家族には了承を得ている
自転車の後ろにのせて山を下っていく。
よく凛音を送ったあとここを飛ばして降りていった
凛音「ねぇ、約束覚えてる?」
蒼桜「もちろん!花火大会な!浴衣着ていこうかな~凛音は?」
凛音「内緒!」
家に着くと
姉ちゃん「蒼桜おかえり!・・・えっと凛音ちゃん?」
凛音「はい!四月一日凛音です!」
蒼桜「緊張しなくていいよ。俺の姉ちゃんで水瀬栞。」
栞「蒼桜の姉です!蒼桜とは結構年が離れているからもう嫁にでてるのよ(笑)まぁはいって!」
凛音「おじゃまします!」
志麻「栞~重いから手伝ってっ!」
栞「志麻は力ないなぁ~待ってて!」
凛音「あの人は?」
なんかひょろっとした人がダンボールをかかえて助けを呼ぶ人・・・
蒼桜「あぁ、ねぇちゃんの旦那さんの志麻さんだよ。結構有名な料理人なんだよ!」
父「蒼桜、そこにいないで凛音ちゃんを通してやれ!
あ、父です(笑)」と中庭から顔をのぞかす
凛音「初めまして!」
母「あら、始めまして凛音ちゃん!
そーだ蒼桜、これ運んで~」とキッチンから串がたくさんもっているお皿をだす
蒼桜「あれが母さんだよ。」
凛音「手伝います!」
蒼桜「いいよ、ここ座ってて!」
栞「そうよ!」
凛音「じゃあお言葉に甘えて」
父「結構礼儀正しくていい子じゃないか!あ、そろそろいいぞ!」
志麻「ドリンクもできました!」
蒼桜「凛音おいで!BBQだっていうし、こんなに食料あるなら凛音誘おうかと思って!」
凛音「ありがとう」
栞「凛音ちゃんって蒼桜とは小学校から一緒なんだって?」
凛音「はい!」
栞「こんなやつのどこがいいのかww」
蒼桜「姉ちゃん。」
栞「はいはい。まぁ今日は楽しんでね~志麻!」
志麻「はい!」
栞「志麻、もっと焼きなさいよ!」
志麻「えっ!待ってよ!」
蒼桜にぃの家族は優しくてこういう家族だから蒼桜にぃみたいな人が育つんだよなぁ~
蒼桜目線____
蒼桜「今日は来てくれてありがとう。」
凛音「こちらこそ誘ってくれてありがとう!」
蒼桜「じゃあまた連絡するね」
凛音「うん!」
家の前で別れる
手を振る凛音・・・大きくなったなぁ
おっさんじみたことを思いながら別れる