どうすれば痛みを簡単に緩和できるのか?
この方法が分かっていれば、例えば
「あっ、この方は痛みが強いから痛みの治療の手順でいこう!」
「この方は慢性の腰痛だから全身コースでいこう!」
というように、お客様の症状に合わせて、ベストなアプローチができるようになります。
そこで今日は、痛みの治療と全身ほぐしとの違いも交えながら、その手順をお話していきますね(^^)
今回の症例はコチラです。
主訴:首の痛み
症状
50代女性。 寝違えた感じとは違う首の痛み。
車の運転でのバック時に、後ろを向くと痛みあり。左側に痛みあり。
もう1ヶ月ぐらい経ち、慣れた感じもある。
慢性的な肩こり。ガチガチ。首も硬い。
趣味で社交ダンスをやられています。
痛みの治療で1番大事なのは診断です。
要は、どこに痛みの原因があるのか?ここを正確に見つけ出すということですね。
その為に重要なのが、この問診なんですね。
今回の、問診でまず引っかかったのが、「社交ダンス」。
そもそも痛みの原因と言うのは、よく使う筋肉(=収縮することが多い筋肉)や関節にできやすいものです。
なので、単純に仕事でも趣味でも、普段よくとる姿勢や動きを確認すると痛みの原因が潜んだいるポイントが見えてくるんですね。
そして、例えば今回のように「社交ダンス」と聞いた時には、その動きや恰好を自分でしてみるんです。
そうすると、具体的に負担をかけている筋肉を感じることができるんですね。
ここは実際に、よく取る動きを患者様に聞いてマネするのが良いですね。
実際に試してみると、
・腕をずっと上に挙げている
・首を固定している
これは、首と腕を上げる筋肉に負担がきますね~~(;^_^A
そして負担がかかる場所がざっくり分かったら、今度は
主訴である首の痛みと、車の運転でのバック時に後ろを向くと痛みありを思い返します。
ここで覚えておきたいのは、首の動きに制限がかかる方の場合は、首と肩の角の部分に痛みの原因ができることが多いということ。
この部分は、首を大きく動かさないと、筋肉が伸びないところ、つまり負担がかかりやすい所なんですね。
と、ここまで来ると、あとは絞り込み作業ですね。
首に痛みを放ち、首の動きを制限し、そして首と肩の角の所に痛みの原因ができやすい筋肉となると・・・
肩甲挙筋、斜角筋、そして僧帽筋ですね。
例えば、今回の症状以外に、頭の前に頭痛が良くある方の場合は、胸鎖乳突筋なども施術ポイントになりますね。
このように、痛みを簡単に緩和するためには・・・
1、負担をかけている筋肉、関節を問診で確認する
2、主訴(痛みを感じる)場所に痛み(関連痛)を放つ筋肉を挙げる
3、1と2で一致した筋肉を入念に触診&施術を加える
ちなみにこうした治療の進め方ができるようになる参考本は、トリガーポイント療法で検索して頂ければ出てきます。
痛みの治療で1番気を付けなければいけないのが、無駄に筋肉を傷めつけない、と言うことなんです。
全身マッサージのように体全体に刺激を加えると、かえって症状が悪化するケースが多いんですね。
ですので、痛みの治療では、どれだけ正確に痛みの原因を探すか!?ここがカギになるという訳なんです。
ちょっと難しかな~~と思うかもしれませんが、ここができるようになると、痛みの治療の本当の面白さを味わえるようになってきますよ(*^_^*)
ご参考にして頂ければ幸いです<m(__)m>
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